妊婦専門のトリアージ外来について

【質問事項4】
 
大項目 
 
妊婦専門のトリアージ外来について 
                               
質問の背景 
 
新型コロナウイルスに感染した妊婦の受け入れ先が見つからず、自宅で出産した赤ちゃんが亡くなるという痛ましい出来事が起きました。
 
このような事態を防ぐために、札幌市では、感染した妊婦の症状に応じて入院が必要かどうかを判断する態勢を整えました。
 
これはいわゆるトリアージ外来と呼ばれます。
 
トリアージとは、患者を重症度と緊急度によって分別し、治療や搬送先の順位を決定することをいいます。
 
この体制を整えると、加古川市内で感染者が急増して病院の受け入れが困難になった場合でも母体や胎児の生命保持のために真に入院が必要な妊婦の病院への受け入れをスムーズに進めることができます。
 
また感染した可能性のある妊婦を搬送する側としても受け入れ先を探すためにいたずらに時間と労力を費やすことを避けることができる利点があると考えることから以下の質問をさせていただきます。                                     
                                          
質問事項 
 
加古川市においてもコロナウイルスに感染した可能性のある妊婦専門のトリアージ外来を設置することについてどのようにお考えか。
 
ご所見をお聞かせいただきたい。 
 
【以下答弁と再質問の繰り返し】
 
最後に病床数やワクチン数など限られた社会資源をいかに賢明に振り分けて市民満足度や幸福度を最大化するか知恵を絞ることが議員や理事者の責務であることをもっと真剣に肝に銘じるべきことに言及して質問を終えました。
 
 
                                      
                                      以上                                                   
 
 

加古川市指定ごみ袋の強度について

【質問事項3】
 
大項目 
 
加古川市指定ごみ袋の強度について                                
 
質問の背景 
 
加古川市指定ごみ袋の強度が不足していませんか。
 
穴が空いたり、破れたりする事があり不便を感じています。
 
もう少し強度を上げるように要望していただけませんかとのお声を市民からいただいた。
 
そこでこの点調査したところ、ごみ減量推進課から以下のご回答をいただいた。
 
「加古川市指定ごみ袋は以下の特徴があります。素材は高密度ポリエチレンです。
 
これは低密度ポリエチレンに比べて伸びにくく、若干裂けやすい性質があります。
 
他方コストが安く市民がお求めやすい価格で販売できます。
 
さらに伸びにくいためごみの重みで袋を地面に擦ることが少なくなり、路上でごみを散乱させてしまうことが減少します。
 
これは三木市、姫路市、神戸市など周辺自治体でも広く採用されている標準的な袋です。
 
厚みも0.02ミリ以上と他の自治体と変わらないものとなっています」。
 
このように現行の加古川市指定ごみ袋にはメリットもありますが、従来型の伸びやすいごみ袋を利用していた市民にとっては、若干裂けやすく、鋭角のごみが袋を破ることがあるため使用しにくい、また従来より多い枚数のごみ袋が必要となるデメリットがあると考えることから以下の質問をする。                                     
                                          
質問事項 
 
加古川市指定のごみ袋をもう少し粘りがあり裂けにくい性質にすることについてどのようにお考えか。ご所見をお聞かせいただきたい。 
 
【答弁と再質問の繰り返し】
 
最後に、低密度ポリエチレン製と高密度ポリエチレン製を市民が選択できるように要望しました。                                      
                                      以上 

0歳児見守り訪問「おむつ定期便」について 

【質問事項2】
大項目
0歳児見守り訪問「おむつ定期便」について
質問の背景
明石市における、0歳児見守り訪問「おむつ定期便」について加古川市でも導入して欲しいとのお声をいただいている。
この制度は、生後3か月から満1歳の誕生月まで、子育て経験がある見守り支援員が赤ちゃんと保護者に直接会い、3000円相当の紙おむつ、布おむつ、おむつカバー、おしりふき、ベビーフード、ミルクなどの赤ちゃん用品を毎月無料で届けるものである。
その際子育ての悩みや困りごとがあれば相談することができる。
見守り支援員は、相談内容に応じて、市の子育てサービスや子育て関連施設、関係部署を紹介し保護者と市の連携をはかる。
この制度は、精神的にも経済的にも苦しい状況におかれがちな親子を支え、近年社会問題となっている産後鬱、ネグレクト、幼児虐待を防止したり、早期発見するために有効な制度であると考えることから以下の質問をする。
質問事項
0歳児見守り訪問「おむつ定期便」を加古川市でも導入することについてどのようにお考えか。
ご所見をお聞かせいただきたい。
【以下答弁と再質問の繰り返し】
市のパパママ教室の担当職員が親身になって頑張っておられることを評価した後、子育て世代に寄り添った施策のさらなる充実を求めました。
                                      以上

野鳥に関する環境汚染について 

9月議会一般質問振り返り。
 
【質問事項1】
 
大項目 野鳥に関する環境汚染について 
                               
質問の背景 
 
複数の市民の方から野鳥に対するエサやりや、繁殖しすぎた野鳥のフンや羽毛による環境汚染についてご相談を受けている。
 
エサやりによる栄養の過剰摂取から、繁殖回数が増え個体数が増加する。
 
個体数が増加すると街中やその周辺地域に巣を作る。
 
それにより周辺道路・民家などにおいてフン害が発生する。
 
加古川市内では駅前や国道二号線沿い歩道などフン害が目に余る場所もある。
 
また、蓄積したフンや羽毛は、美観を損ねるだけでなく悪臭や害虫などの発生源になる。
 
これは人に対する健康被害の原因になる可能性もあると考える。                                       
                                         
小項目1 餌やりの禁止について 
                         
質問の背景 
 
野鳥に対する餌やりを禁止する条例がある。
 
「門真市美しいまちづくり条例」第31条第2項で、市民等は、飼い主のいない動物に、むやみにエサやりを行うことで、 フン害を発生させないよう、また、良好な生活環境を損なってはならないと規定している。                          
                                              
質問事項 
 
加古川市において野鳥に対するエサやりを禁止する条例を制定することに関してどのようにお考えか。
 
ご所見を伺いたい。                                      
                                         
小項目2 エサやり後の清掃について
                         
質問の背景 
 
エサやり後清掃を義務付ける条例がある。
 
「大阪市廃棄物の減量推進及び適正処理並びに生活環境の清潔保持に関する条例」では、道路その他の公共の場所又はその周辺において、はと、からすその他の動物にエサを与えた者は、その行為により、公共の場所に、エサ又は動物のフン尿その他の汚物、毛若しくは羽毛が散乱し、又はフン尿その他の汚物による臭気が発散しないよう、清掃を行う等の必要な措置を講じなければならないことを定めている。
 
また市長は、これに違反することによって生活環境を著しく阻害していると認められる者に対し、期限を定めて、必要な改善その他必要な措置を命ずることができる。
 
さらにこの命令に違反した者は、50,000円以下の過料に処することができる。
 
この条例はエサやりを行いたいという市民の希望と、公共の場所の清潔保持との調和を図るものといえる。
 
ただし鳥がエサを食べ終わる前に、エサを撒いた方がその場を立ち去った場合清掃が行われない可能性がある。
 
しかし同じ場所で定期的にエサやりを繰り返す人にその場の清掃を促す効果はあるものと考える。                                       
                                         
質問事項 
 
加古川市において、エサやり後清掃を義務付ける条例を制定することに関してどのようにお考えか。
 
ご所見をお聞かせいただきたい。                            
                                      
小項目3 エサやりに起因しないフン害について 
                       
質問の背景 
 
加古川市内には、エサやりをしていないにも関わらず夕方になると鳥があつまり路上に大量のフンを落とす場所がある。
 
電線を管理している会社としては私有地上の電線にはカバーをつけて鳥が止まらないように対応することができるが、公道上では対応することが難しいとのご回答をいただいた。
 
確かに私企業が公道上のフン害に対応することは費用の面からも厳しいと考えるため自治体が対応するするしかないと考える。                                      
                                         
質問事項 
 
加古川市において、エサやりに起因しない公道上のフン害に対応することに関してどのようにお考えか。
 
ご所見をお聞かせいただきたい。  
 
【以下答弁と再質問の繰り返し】
 
最後に、他自治体の様々な創意工夫等を研究して引き続きこの問題に取り組むことを要望いたしました。          
 
以上