1396回演説

昨夜は宝殿駅北口、今朝は東加古川駅北口で挨拶(1396回演説)をしました。
寒い風の吹く夕刻に一所懸命後援会会報を配布くださった方、
貴重な休日に4時に起床し、始発電車前からの駅立ちに駆けつけてくださった方、
アイスティー、アイスコーヒーの差し入れ、ありがとうございました。

秋田県の佐竹知事が、2045年までに、高齢化率(65歳以上の高齢者が人口に占める割合)が50%に達することを受けて、
「45年までに県が残っているどうかも含めて、これから議論がすすんでくるのではないか」と話しました(写真1枚目、読売新聞本日朝刊)。

また兵庫県も2045年には高齢化率が38.9%に達します(写真1枚目)。
さらにわが県は、2015年にくらべて、2045年には人口が100万人減少する見込みです(写真2枚目神戸新聞本日朝刊)。

これらのデータからも、我々がこれまで経験したことのない変化が始まっていることが分かります。
強烈な危機意識をもち、抜本改革をする地域と、そうでない地域とで全く異なる結果となります。
地域の魅力度を高めることにより、社会インフラが崩壊した周辺地域の人々の受け皿となり、生き残るという戦略をとらざるを得ない時代が来ると予想します。

1394回演説

昨夜は、東加古川駅北口で、今朝は同駅南口で挨拶(1394回演説)いたしました。
始発電車前からの駅立ちに5時台から合流くださる方、本当に頭がさがります。
またホットティー、カフェオレの差し入れありがとうございました。
心まで温まりました。

昨年秋から朝晩、ひたすら街頭に立ち続けていると、
市民の皆様の反応が変化していくことを実感いたします。
6か月間、無反応だった方が、昨夜突然、「会社の同僚に後援会報を配布してあげるよ」と話かけてくださいました。

告示日まであと80日、一瞬一瞬魂をこめて、進んでまいります。

1392回演説

昨夜は加古川駅南口、今朝は東加古川駅北口で挨拶(1392回演説)を行いました。
早朝5時台からご参加くださった方、カフェオレ、サンドイッチ、柑橘類の差し入れありがとうございました。

昨日は、東洋宰相学の勉強会に参加いたしました。
東洋宰相学は、安岡正篤氏の、深い教養に裏打ちされた本です。
政治の道を志す者に対する戒め、注意点を簡潔かつユーモア溢れる表現で著しておられます。
参加者の皆様で順番に音読したり、議論したりしました。

この勉強会は参加費無料です。
特定の政治団体や、宗教団体などとのつながりはございません。
参加者の皆様は、優しく、親切な方々です。
誰でも参加大歓迎の楽しい会です。

ご興味がおありの方は個別にメッセージをください。
お待ちしております。

1389回演説

昨夜と今朝は、加古川駅南口で挨拶(1389回演説)を行いました。
真っ暗な始発時間帯にもかかわらず、明るく「頑張れよ!」とお声がけをくださった方等、本当にありがとうございました。
励まされます!

昨日は20代の支援者と昼食をいただきました。
彼は、熱心に市政に望むことを話されていました。

以前も述べましたが、彼は例外的です。
駅立ちをしていると、年配の方ほど、社会問題に関して、熱心に話しかけてくる傾向にあります
しかし、これからの社会の激変の影響を最も強く受けるのは、若い世代です。

とりわけ人口減少については深刻な状況になります。

以下は先週の勉強会における盟友のプレゼンの概要です。

生産労働人口(15歳~64歳)は、2015年と比較して、2060年には約3000万人減少すると予想されています。
これは世界第5位の経済規模のイギリスの2015年の就業人口とほぼ同じです。
つまり、社会のあり方そのものが一変する変化が日本に起こります。

しかも転出超過人数は47都道府県の内、兵庫県はワースト2位です。
また市町村別順位でも、加古川市は全国でワースト9位です。

都市圏への人口集中は今後も継続・加速すると予想されます。
したがって相対的に、地方都市の人口減少はさらに悪化することが予想されます。

人口減少・少子高齢化が進展すると、教育・医療・買い物・道路・上下水道・公共交通・ガス・電気といった生活インフラを維持できなくなり、崩壊する危険性をはらんでいます。

国交省が発表した「国土の長期展望」では、2050年までに国土の約7割で、人口が半数以下になるとしています。

このような状況のもと、自治体の財政基盤が弱体化し、社会問題の解決をすることが困難になっていきます。

しかし、このような状況に危機感を持った市民が、いたるところで社会を良くするための試みを始めています。

これらの点と点をつなげて線として、大きな社会変革のうねりとしたいです。

1387回演説

昨夜と、今朝は、加古川駅南口で挨拶(1387回演説)を行いました。
駅前で、論語の勉強会や安岡正篤の勉強会にお誘いくださった方、声援を送ってくださった会社の役員様等、ありがとうございました。励みになります。
 
市議会が終わったこともあり、今朝は早くから複数の市議会議員候補の方々が駅前に立っておられました。
私は、全員に挨拶をしに行き、激励し合いました。
 
みなさん本当に素晴らしい人たちです。
真剣に地域社会をよくすることを考えておられます。
彼らと接すると、私がこの道を志した、稲盛和夫氏の「動機は善なりや、私心はなかりしか」という言葉(写真)を再度自分に問直します。
 
みんなで協力し合って、社会変革を起こし、この地域を再生いたします。

1385回演説

昨夜は加古川駅南口、今朝は東加古川駅北口で挨拶(1385回演説)を行いました。
ご多用のなか、姫路からの帰路に加古川駅前に途中下車し、駅立ちにご協力くださったり、
勤務明けに仮眠もとらずに早朝5時代から駆けつけてくださる方、本当にありがとうございます。

また今朝も市の抱える問題について、話合う会合を開催しました。
この市が抱える構造的な問題を解決するためには、以下の点を詰める必要があります。
①我々がたどり着きたい目的地を具体的に決める。
②その目的地にたどり着くための、戦略を具体的に決める。
大切なのは、「様々な立場を越え、みんなで協力して社会課題を解決しましょう」という姿勢を粘り強く維持することだと思います。
既得権益を持つ、一部の方々を攻撃したり、排除しては禍根を残す結果になると思います。

毎日、私は「市政に対して望むことをお聞かせください」と呼びかけています。
すると、連日多くのご意見が届きます。
とりわけ、女性からのご意見に、新鮮な発見・驚きがあります。
この呼びかけをこれから先も続けていきます。
是非、皆様のご意見をお聞かせください。
すべてを実現することはできないかもしれません。
しかし、真剣に聞き続けたいです。

1383回演説

昨夜は17時半から19時まで、今朝は5時45分から8時10分まで、東加古川駅北口で挨拶(1383回演説)を行いました。
貴重な休日にもかかわらずご協力くださった方、ホットカフェオレを差し入れくださった方、暖かいお声がけをくださった方々等本当にありがとうございました。

今朝の神戸新聞に、松右衛門帆の職人育成に関する記事(写真)が掲載されていました。
この帆は、江戸時代に海運業の発展に貢献した高砂出身の発明家、工楽松右衛門が生み出しました。

この帆は、厚く丈夫でありながら、しなやかで軽いという特徴があります。

松右衛門は帆布の製造法を秘密とせず多くの職人に伝えたため、地元に多くの雇用を生み、地域を豊かにすることに貢献しました。

現代においても、この帆を使用した地元ブランドが素敵なバッグなどを製造販売しています。http://www.matsuemon-ho.com/

彼は、「人として、天下の益ならんことを計らず、碌々として一生を過ごさんは、禽獣にも劣るべし」(=人として世の中の役に立つことをせずに、ただ一生を漠然と送るのは、鳥や獣に劣る)という言葉を残しています。

私自身この言葉を日々自分に問いかけています。

このように東播地域には魅力的な人物や、歴史、文化があります。

これらを再発見し、現代のニーズにあうように工夫し、地域活性化につなげたいです。

1375回演説

昨日は、9時から10時半まで宝殿駅北口、今朝は5時半から8時15分まで東加古川駅北口で挨拶(1375回演説)を行いました。
貴重な休日の朝ご協力くださった方々、「フェイスブック見ているよ!」など応援くださった方、FBで私が毎日駅前にいると知り、ジョギング中に会いにきてくださった方々、本当にありがとうございました。
昨日午後、鳥取県米子市役所に移動し、ローカルエナジー株式会社設立にご尽力なさった方のお話しを聞かせていただきました。
5年前、彼は、従来、エネルギーを購入するために地域外に流出していた資金の流れをかえ、地域内で循環する仕組みを構築するという志をたてました。
そして、地元企業、地元の地方公共団体等から出資を受けローカルエナジー株式会社を立ち上げました。
ローカルエナジー株式会社は、地域の発電事業者や地域の燃料会社からエネルギーを購入し、地域の需要家に販売します。
電力小売・卸売事業、地域熱供給事業(コージェネ)、電源熱源開発事業、省エネルギー改修事業、次世代エネルギー実証事業等を行うことにより、
地域に雇用とお金の流れを生み出します。
ローカルエナジーの特徴は、⓵出資は、地元企業と地元自治体のみ、⓶電源と供給先が共に地域にある、⓷需給管理は、自前で行い委託しない、
という点にあります。
これにより、米子市では、社会の血液であるお金が地域内で循環し始めています。
これを私達の故郷にあてはめると以下のようになります。
公表されている加古川市(2005年)と高砂市(2008年)のエネルギーの消費量から、エネルギーの購入金額の概算を算出すると、毎年約1200億円のお金が地域外に流出しています。
このお金の一部であっても、地域内で循環させることができれば、子どもの医療費、教育費等の、出産・子育て支援の充実、防犯・防災対策の強化、いじめ防止対策、バス路線の充実などにあてることができます。
これにより、安心して、結婚・出産・育児、教育医療を子どもに与えらえる社会、安心して老後を迎えられる社会を創ることができます。
また、この自治体新電力は、社会インフラの再構築を行う、プラットホームです。したがって、ケーブルTVなど、あらゆる地元企業と協力関係を築くことができます。
よって、周辺に様々な雇用を生み出します。
これにより、安心して地元で働ける社会をつくり、人材の流出問題解決に貢献できます。

1372回演説

昨夜は加古川駅南口、今朝は東加古川駅北口で挨拶(1372回演説)を行いました。
始発電車時間からの駅立ちに、支援者の方々が次々と姿を現されると、本当に励まされます。

今から宝殿駅で駅立ちをした後、エネルギー分野で、地域循環型社会を実践されている、米子に行ってまいります。

エネルギーの地産地消を柱とする住民と自治体による新たな地域創生

先日の地域循環型社会に関する勉強会で、二人目の発表者のプレゼンにも感銘をうけました。

テーマは、「エネルギーの地産地消を柱とする住民と自治体による新たな地域創生」です。

そのポイントは以下のとおりです。

1.我が国と二市二町(加古川市・高砂市・稲美町・播磨町)の現状と課題

・人口減少・少子高齢化は、まさにこれから急進します。社会のあり方そのものを一変させてしまう一大事です。
・10代・20代の皆さんも他人事ではありません。直接利害を受けるのはあなた方です。
・行動する地域と、そうでない地域によって差が生じます。何も行動しないとさらに悪化する懸念があります。
・自治体の歳入は減少します。「自治体に任せていれば何とかしてくれる」という時代ではありません。
・住民と自治体の協働による「気づき」が、地域の「築き」につながるのではないでしょうか。
・例えば、エネルギーを購入するために、外に逃げていくお金の流れを変えて、地域内で循環させることはできないでしょか?

2.エネルギーの地産地消による、新たな経済基盤の創出へ 
 外に逃げている、エネルギーを購入するためのお金を、地域内で還流させることができれば、新たなお金(経済基盤)が地域に生まれます。
 すでに日本全国でこの取り組みが始まっています。
 いわゆる、自治体も出資する地域に密着したエネルギー会社(自治体新電力)です。
 これらはいずれもエネルギーの地産地消(自立化)、地域課題の解決、地域経済活性化を目標としています。
 住民と自治体の「気づき」により、二市二町の持続可能な地域未来を「築き」ましょう!