1375回演説

昨日は、9時から10時半まで宝殿駅北口、今朝は5時半から8時15分まで東加古川駅北口で挨拶(1375回演説)を行いました。
貴重な休日の朝ご協力くださった方々、「フェイスブック見ているよ!」など応援くださった方、FBで私が毎日駅前にいると知り、ジョギング中に会いにきてくださった方々、本当にありがとうございました。
昨日午後、鳥取県米子市役所に移動し、ローカルエナジー株式会社設立にご尽力なさった方のお話しを聞かせていただきました。
5年前、彼は、従来、エネルギーを購入するために地域外に流出していた資金の流れをかえ、地域内で循環する仕組みを構築するという志をたてました。
そして、地元企業、地元の地方公共団体等から出資を受けローカルエナジー株式会社を立ち上げました。
ローカルエナジー株式会社は、地域の発電事業者や地域の燃料会社からエネルギーを購入し、地域の需要家に販売します。
電力小売・卸売事業、地域熱供給事業(コージェネ)、電源熱源開発事業、省エネルギー改修事業、次世代エネルギー実証事業等を行うことにより、
地域に雇用とお金の流れを生み出します。
ローカルエナジーの特徴は、⓵出資は、地元企業と地元自治体のみ、⓶電源と供給先が共に地域にある、⓷需給管理は、自前で行い委託しない、
という点にあります。
これにより、米子市では、社会の血液であるお金が地域内で循環し始めています。
これを私達の故郷にあてはめると以下のようになります。
公表されている加古川市(2005年)と高砂市(2008年)のエネルギーの消費量から、エネルギーの購入金額の概算を算出すると、毎年約1200億円のお金が地域外に流出しています。
このお金の一部であっても、地域内で循環させることができれば、子どもの医療費、教育費等の、出産・子育て支援の充実、防犯・防災対策の強化、いじめ防止対策、バス路線の充実などにあてることができます。
これにより、安心して、結婚・出産・育児、教育医療を子どもに与えらえる社会、安心して老後を迎えられる社会を創ることができます。
また、この自治体新電力は、社会インフラの再構築を行う、プラットホームです。したがって、ケーブルTVなど、あらゆる地元企業と協力関係を築くことができます。
よって、周辺に様々な雇用を生み出します。
これにより、安心して地元で働ける社会をつくり、人材の流出問題解決に貢献できます。