人口争奪時代(番外編)

市政に対する意見(今朝の神戸新聞)
・「子どもが生まれてから、子育て世代に優しくないと感じることが多い」
広くてきれいな公園が少ないため、遊具の充実した公園を求めて三木や小野市まで出掛ける(34歳主婦)。
・かこバスミニを運行する代わりに路線バスが休止しました。そのバスを通勤で使っていたので「すごく不便になった」。また帰宅する際も終バスの時刻が早く「時間をずらすとか便数を増やすとか、もう少し市民の意見を聞いて」(山手に住む30代女性)。
・寺家町商店街について「空き店舗が多く、もったいない。新しい店をいれるなどして活気があるようにして」。
・市が作成したPR映画について「一連のシティープロモーション(まちの魅力発信)事業は一貫性がなく、場当たり的」(28歳男性)。
・加古川市民病院を運営する地方独立行政法人での汚職事件をはじめ、市や関連する機関で不祥事などが続発することに対し、「原因は明白で、監視・監査が決定的に不足しているから。議会や監査委員によるチェックの目が甘く、不正や不祥事を引き起こさせる環境であることは間違いない」
・雑草が生い茂っている加古川河川敷がきれいな広場になることが「私の夢」(東神吉町主婦76歳)。
・「他市に比べ文化施設が少ない」(神吉町男性74歳)。

人口争奪時代5(今朝の神戸新聞)

2017年に実施した加古川市の調査によると、転居を望んでいる30代の女性のうち5割近くが「子育て環境が充実していないから」を理由の一つに選んだ。
市はこの3年間異例のペースで、保育所の新設を進めるなど受け入れ枠を拡大。
保育所施設の整備などのための補助金は3年間で計35億円を超え、全施設の運営に必要な年間の給付金は、4年前と比較して約7割増の46億8千万円に膨らんだ。
待機児童は17人に減少した。
しかし潜在的な待機児童は80人おり、今春も申込者のうち100人近くが希望をかなえられなかった。
保育士不足も深刻化を増し、近隣市町で争奪線となっている。
待機児童対策の難しさは、保育需要のピークがいつなのが予想が困難な点。
入所申込者の数は伸び続けているが、景気動向によって減少する可能性もある。
また2019年10月には幼児教育・保育の無償化も全面実施される見通しとなった。
これが保育需要にどれだけ影響があるのか予測は難しい。
(今朝の神戸新聞)。

人口争奪時代4

加古川市は1500台という、全国有数規模の防犯カメラを設置する。

カメラ整備に約4億円、運用には毎年度5千万円程度を見込む。
加えて10年ほどで機器の更新をしなければならない。

加古川市では人口千人当たりの刑法犯認知件数は県内で2番目に多い。

さらに注目を集める殺人事件があったため体感治安を悪化させているという指摘がある。

犯罪を抑止するためには、いかにカメラの存在を知らせるかが鍵(今朝の神戸新聞)。

人口争奪時代3

今朝の神戸新聞の人口争奪時代3という記事です。
加古川市では高齢化の南北格差が深刻な問題となっています。
もともと公共交通の利便性が悪い北部では高齢化により、自動車を運転できない住民が増加しています。
しかもコミュニティ交通も採算がとれないため導入が困難です。
それを解決するために地元住民がボランティアで運転を担う公共交通機関(かこバスミニ)が導入されました。
しかし、このボランティアスタッフも高齢者であることから将来も同じ仕組みを維持できるか懸念されています。

「魅力を発信するだけでなく、つくり出したい」

今朝の神戸新聞に友人の活躍が紹介されました! 以下の彼の言葉が頼もしく、うれしいです! 「加古川には、これまで自分が住んだ町よりも、地域のために何かに取り組む人がたくさんいる」。 「信念を持ち、加古川で輝く人を若い世代に伝えるのが僕の仕事」。 「魅力を発信するだけでなく、つくり出したい」。

地方で就業・起業30万人増

今朝の神戸新聞です。政府は、「2019年度からの6年間で地方の就業者や起業家を計30
万人増やす」と発表いたしました。
ただし「実効性が課題」というコメントがされています。
政府の旗振りだけでは、実効性は乏しいと考えます。
加古川市民一人一人の意識を変え、地域の魅力度をあげなければ、就業者や起業家は増えません。

人口争奪時代②

今朝の神戸新聞です。加古川「市では高度経済成長時代の人口増に対応するため数多くの公共施設やインフラが整備された。現在は老朽化が進み、400以上の市保有施設のうち6割以上(延べ床面積)が既に蓄30年以上。今後、一斉に大規模改修や立て替え時期を迎える。だが全ての施設を更新・維持するのは財政的に不可能だ。」

「予算内に収めるには、施設の23.4%を削減しなければならないという。」

この厳しい現実から目をそらしてはいけない。

それでもなお希望を失いたくない。

この加古川は、私を育ててくれた故郷であり、この地域には頑張っている方、素晴らしい才能を持っておられる方、人情味ある方が沢山おられるからです。

ただこれらの方々が連携し、相乗効果を発揮する段階にいたっていません。

私はこれらの素晴らしい点と点をつなぎ線とし、線をあつめ面として社会変革を起こしたいです。

たとえ一つ一つの点が、小さなさざ波であっても、それらを集めて大きなうねりとして社会変革を起こしましょう。

7割超東播磨訪れたい(今朝の神戸新聞)

神戸新聞の調査によると、県民局が作成した自虐的観光PR動画を見た人の7割超が、東播磨を訪れたくなったと回答したそうです。
また県民局はこの動画により「1億円以上のPR効果があったと思う」としています。
「PR動画は目立つことが大前提だが、観光など実際の行動に結びつくかどうかも問われる」とのもっともな指摘がなされています。