落合誠(おちあいまこと)・柘植厚人(つげあつひと)合同市政報告書 令和2年第5号表面上段振り返り。
【一進一退する新型コロナウィルスの影響】で、地元の商店、企業が倒産・廃業の危機に瀕し、雇用が失われつつあります。
また長期休校に伴う学習の遅れに関する不安、ストレスに伴うDV、虐待リスク、差別、いじめなど、その影響は社会のあらゆる分野に及んでいます。
私共の元には連日悲鳴にも似た住民の声が届いています。
しかしこの問題のあまりの大きさ、深刻さに一議員として何ができるのか、無力感にさいなまれています。
市民からの相談に一つ一つ誠実に向き合うこと以外に何ができるのか悩みつづけています。
そんな中、落合誠(おちあいまこと)と柘植厚人(つげあつひと)が連名で、新型コロナウィルス対策を市長、各担当部局に提言並びに要望させていただきました。
引続き提言に関するフォローや、市民の皆様のお声を反映した新たな提言を行います。
・三密を回避するグッズや道具・備品等の購入への補助金。
・インターネットなどを活用した新たな取組みなどへの支援。
・加古川駅北自動車整理場や南北駅前広場を活用した弁当等テイクアウト販売等の支援。
・休業要請の出ていない職業も含めた幅広い休業補償制度。
・偏見・差別・攻撃から感染者を守るための啓発活動を行うこと。
・休校期間が加古川市より短い近隣他市に比べて、高校入試時に内申点で不利益をうける加古川市立中学校の中学生に対する配慮を県に要請すること。
・長期間在宅することに伴う家庭内の児童虐待やDVの増加についての調査と対策をおこなうこと。
・営業自粛を要請し、応じた店舗に対する市独自の補償をおこなうこと。
・長期自宅待機に伴う、心身の健康状態についての調査と対策を行うこと。
・理容店・美容室などの前売りチケット発行・販売促進支援施策を行うこと。
・失業・倒産に伴ううつ病発症、自殺増加対策を行うこと。
・家賃等の減額や分割等でテナントに配慮した不動産所有者に対する固定資産税の減額などの支援を行うこと。
・テイクアウト・宅配・インターネットの活用など外出抑制への努力や工夫を実施する企業・個人事業主を加古川市のホームページなどに掲載する等の支援を行うこと。
・高齢者や疾病者など、コロナでの死亡率が高い方への優先的なマスクの提供や手の消毒液の配布を行うこと。
・ひとり親家庭等の水道等ライフライン料金の減免実施を行うこと。
・電話やオンラインでの就職相談・生活再建相談を充実すること。
・失業者・内定取消者を市で雇用すること。