1014回辻説法

本日も朝夜、挨拶運動、辻説法、後援会報の配布を行いました。
また午前中は、戸別訪問を行いました。
必死になって後援会報を配布くださった後援会の方々、ホットコーヒー、恵方巻の差し入れをくださった方々等本当にありがとうございました。皆様のおかげで私は、進み続けることができます。

自宅近くの道を歩いていると、上品なご婦人に話かけられました。
彼女は小学生のころ、自分のセーターをほぐして編んだ靴下を、同級生の男の子にプレゼントしたこと、翌日その男の子が三河地震により倒壊した寺院の下敷きになり亡くなったこと、戦闘機の機銃掃射に狙われ必死で逃げたこと、木の枝で祖母を隠し機銃掃射を免れたこと、おそらく今年6月に極東で戦争が始まるであろうこと、戦争になると銀行のデータが消される可能性があるため、現金化しておいた方がよいと私に教えてくださいました。

午後は、親友に誘われ、須磨寺(写真)の護摩焚きに参加しました。
この親友は、これまで西蔵(チベット)自治区でチベット密教の寺院や、西安・洛陽・成都・天台山などの仏教遺跡を探訪し、仏教に関する、膨大な研究論文を書かれています。
彼は家内安全、私は心願成就と護摩木に書きました。
御坊様が護摩木を火にくべ御経をあげました。
親友も一心に読経されていました。
読経のあと、御坊様は祖父がシベリアに抑留されたこと、強制収容所で火事がおこり、そのグループの責任者だった祖父は責任をとらされロシア人の刑事犯が収容されている刑務所に移送されたこと、戦後ずいぶん経過して、家族が諦めたころに突然祖父が帰国したことなどを
話されていました。

護摩が終わり、須磨駅に戻ると、瀬戸内海が太陽の陽をうけキラキラ輝いていました(写真)。

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