敬と恥

本日、知人に誘われて、仏教の法話を聞きにいきました。

そのおおよその内容は以下のものでした。

仏教では正業(正しい行い)が示されています。
しかし、「正しい行いをしなければならない、邪なことはしてはいけない」と言われても実際には難しい場合があります。
しかし、自分が人にされたくないことを、自分が人様にすると後味の悪い思いをすることになります。
つまり自分自身の苦悩の原因になります。
したがって苦悩しなくてすむような行いをせずにはいられないようになれば、楽に生きることができます。

そのためには、限られた人生の中で、少しでも尊い境地に進もうという心と、自らの至らざる点を恥じる心をもつことがポイントとなります。

この心と行いは、家族や友人といった身近な人間関係から、より大きな政治の世界においても大切なものです。

これはついつい道を踏み外しそうになるときに大きな力を発揮します。

法話の後、私も参加者の方々にご挨拶をさせていただきました。ありがとうございました。

天風哲学実践記

今朝は台風の影響で天風会はお休みでした。
したがって、同会の友人とお会いして、天風哲学実践記をお借りして読みました。
これは元衆議院議員の尾身幸次氏が貧困や大病を乗り越え、志を実現してきた記録です。
以下の箇所に感銘を受けました。

「運命には、天命と宿命があると言われている。
天命とは尾身幸次が男として現代に生まれたという変えることのできない事実であり、宿命というものは自分の努力で切り拓くことができるものである。

運命を拓くということは、宿命を自分で切り拓くということである。
それはつまり人事を尽くすということであり、人事を尽くした後は
天命を受け入れればよいのである。
受け入れる前提として、できることをすべて全力を尽くしてやる
そうすれば天命に安住できるのである。」

確固不抜の理想というものこそが、自分の人生を立派にリードしてくれて物事を成し遂げる力になるというものである。もちろんその理想はできる限り高潔なものでなくてはならない。そして常にその理想の姿を明瞭に心に描いて、何があろうと変えないという強い信念が必要である。」

本日は、ある団体でスピーチをする機会をいただきました。
私なりに一所懸命準備をし、誠心誠意お話しをさせていただきました。
スピーチ後、心優しい方々が私のもとに近づき「心打つものがありました」などとおっしゃってくださいました。
しかし、本当にこれでよかったのかという思いが残りました。
真剣に救済を求めていらっしゃる方々と向き合うためには、私自身の内面をもっと練る必要があると痛感しました。

気持ちをこめる!魂を込める!

・視点は公と私
・魂をこめる
・枝と幹を峻別する
・取捨選択して、真剣にアピールする
・目的をもっと明確に打ち出す
・目指したい方向を明確にする
・リーダーシップを発揮する
・どうすれば関心度を高めることができるか
・幹が必要
・誰が見てもプラスの幹
・誇りをもてる場所
・個の力を発揮できる社会
・挫折を乗り越えた人の話を聞ける場所
・この場所に全国初の何かを創る
・公のために全てをつかう
・動き続けること、歩みを止めないこと
・本当に良いことは必ずいつか成就する
・小さくまとまるな
・この分野の第一人者になる