合同市政報告書 令和2年第5号表面下段振り返り

落合誠(おちあいまこと)・柘植厚人(つげあつひと)合同市政報告書 令和2年第5号表面下段振り返り。
 
【新型コロナウィルス感染症に関する補正予算】
 
5月1日の臨時会と6月議会で新型コロナウィルス感染症に関する緊急対策として総額約277億4900万円(市単独事業はその中の約7億5200万円)の補正予算が可決されました。
 
以下はその概要です。
 
第1 市民の皆様を支えるもの
 
(世帯・個人への支給) 
・特別定額給付金。 
・子育て世帯への臨時特別給付金。 
・離職者に対する生活支援給付金。 
・国民健康保険の傷病手当の創設。 
・内定取消者や失業者の雇用。 
 
(感染拡大の防止) 
・医療体制の充実。 
・オンライン会議
・相談体制などの整備。 
・次亜塩素酸水の配布、備蓄品の補充・充実。 
・安全な採用試験の実施。 
 
(子どもを守る) 
・休校中の子どもの学習・生活サポート。 
・学校再開に向けた感染症対策。 
・インターネットトラブルから子どもを守る。 
・休校中の家庭学習支援。
 
第2 事業者の皆様を支えるもの
 
(中小・個人事業者への支給) 
・小売業・飲食店などの補助制度の創設。 
・休業要請事業者を支援。 
・クラウドファンディングの活用を支援。 
 
(テイクアウト販売の支援) 
・参加店で利用できるクーポンの全戸配布。 
・ウェルピーポイントの付与で利用促進。 
 
(雇用の確保) 
・就職説明会をライブ配信。
 

合同市政報告書 令和2年第5号表面上段振り返り。

落合誠(おちあいまこと)・柘植厚人(つげあつひと)合同市政報告書 令和2年第5号表面上段振り返り。
 
【一進一退する新型コロナウィルスの影響】で、地元の商店、企業が倒産・廃業の危機に瀕し、雇用が失われつつあります。
 
また長期休校に伴う学習の遅れに関する不安、ストレスに伴うDV、虐待リスク、差別、いじめなど、その影響は社会のあらゆる分野に及んでいます。
 
私共の元には連日悲鳴にも似た住民の声が届いています。
 
しかしこの問題のあまりの大きさ、深刻さに一議員として何ができるのか、無力感にさいなまれています。
 
市民からの相談に一つ一つ誠実に向き合うこと以外に何ができるのか悩みつづけています。
 
そんな中、落合誠(おちあいまこと)と柘植厚人(つげあつひと)が連名で、新型コロナウィルス対策を市長、各担当部局に提言並びに要望させていただきました。
 
以下はその一部です。
 
引続き提言に関するフォローや、市民の皆様のお声を反映した新たな提言を行います。
 
【提言・要望事項の一部ご紹介】 
 
・三密を回避するグッズや道具・備品等の購入への補助金。 
 
・インターネットなどを活用した新たな取組みなどへの支援。 
 
・加古川駅北自動車整理場や南北駅前広場を活用した弁当等テイクアウト販売等の支援。 
 
・買い物代行サービスに対する補助。 
 
・テレビ授業で家庭学習を支援。
 
・YouTubeを活用した家庭学習支援。
 
・市独自の子育て世帯生活支援特別給付金。
 
・市独自の労働者
 
・事業者の相談窓口の設置。
 
・市独自の個人事業者に対する融資。
 
・市独自の児童扶養手当に対する加算。
 
・コロナ中退を防ぐための学費貸与制度。
 
・学用品費、学校給食費等の支給。
 
・生活援護資金貸付制度。
 
・密を防いだ避難所のあり方について確立する。
 
・休業要請の出ていない職業も含めた幅広い休業補償制度。
 
・偏見・差別・攻撃から感染者を守るための啓発活動を行うこと。 
 
・休校期間が加古川市より短い近隣他市に比べて、高校入試時に内申点で不利益をうける加古川市立中学校の中学生に対する配慮を県に要請すること。
 
・長期間在宅することに伴う家庭内の児童虐待やDVの増加についての調査と対策をおこなうこと。
 
・営業自粛を要請し、応じた店舗に対する市独自の補償をおこなうこと。
 
・長期自宅待機に伴う、心身の健康状態についての調査と対策を行うこと。
 
・当面の運転資金調達が喫緊の課題である飲食店
 
・理容店・美容室などの前売りチケット発行・販売促進支援施策を行うこと。
 
・失業・倒産に伴ううつ病発症、自殺増加対策を行うこと。
 
・家賃等の減額や分割等でテナントに配慮した不動産所有者に対する固定資産税の減額などの支援を行うこと。
 
・テイクアウト・宅配・インターネットの活用など外出抑制への努力や工夫を実施する企業・個人事業主を加古川市のホームページなどに掲載する等の支援を行うこと。
 
・高齢者や疾病者など、コロナでの死亡率が高い方への優先的なマスクの提供や手の消毒液の配布を行うこと。 
 
・ひとり親家庭等の水道等ライフライン料金の減免実施を行うこと。
 
・電話やオンラインでの就職相談・生活再建相談を充実すること。
 
・失業者・内定取消者を市で雇用すること。

合同市政報告書 令和2年第6号裏面下段の振り返り。

落合誠(おちあいまこと)・柘植厚人(つげあつひと)合同市政報告書 令和2年第6号裏面下段の振り返り。
 
3.加古川市民会館での弁当の販売による飲食店の支援は、非常に良い事だと思いますが、継続的に行ったり、ドライブスルー方式の導入やもっと便利な所での実施など、更なる工夫を求めるとのご意見をいただきました。
 
※私たち2名の議員は従来から、加古川駅北側の自動車整理場などを活用するなどの工夫を市に対して要望しています。
 
4.加古川うまいもんクーポンの使用できる店舗が少なすぎるとのご意見を市民の方からいただきました。
 
※加古川市は、テイクアウトやデリバリーを行っているお店を応援するためのクーポンを用意しました。
 
クーポン参加店舗でクーポンを500円券として利用できます。
 
加古川市民みんなで「うまいもん」を食べて、地元の味を応援しましょう!!
 
※参加店は、加古川観光協会のホームページで確認できます。
 
5.飲食店だけでなく、他の業種も大変であり、支援を広げてほしい。
 
特に、ミュージシャンなどがライブハウスを使用できなくなったりしており、発信できる場などの提供や支援を行って欲しいとのご意見を市民の方からいただきました。
 
※私たち2名の議員は従来から、ウェルネスパーク等のホールを無償で貸出すこと、動画配信支援をすること、加古川駅前等に常設舞台を設置し、市民の皆様に表現活動を行う場を提供すること等を市に対して要望しています。
 
6.その他、新型コロナに関係する意見や質問、更には要望もいただきました。
 
今後の開催についても皆様のご意見を有効活用し、市政に反映していきたく考えておりますので、是非、「市政なんでもトークカフェ」にご参加いただければ幸いです。

合同市政報告書 令和2年第6号裏面上段の振り返り。

落合誠(おちあいまこと)・柘植厚人(つげあつひと)合同市政報告書 令和2年第6号裏面上段の振り返り。
 
6月30日に開催した「市政なんでもトークカフェ」の内容の一部を以下紹介いたします。
 
市民の皆様からのご意見やご質問について
 
1. 特別定額給付⾦の10万円は、他の市町村よりスピーディで大変感謝しているとのご意見をいただきました。
 
※新型コロナ感染症生活支援 総合案内所(参考情報)
【場  所】加古川市役所 新館1階 ロビー
【時  間】午前9時~午後5時(土日祝を除く)
【相談内容】・特別定額給付金に関すること、中小企業・小規模事業者支援に関すること、
生活困窮者支援に関することなど。
 
2.かこがわウェルピーポイント制度を使用できる店がわからないし、店舗が少なく不便であるとのご意見を市民の方からいただきました。

合同市政報告書 令和2年第6号表面下段振り返り

落合誠(おちあいまこと)・柘植厚人(つげあつひと)合同市政報告書 令和2年第6号表面下段振り返り。
 
【6月に開催されました第3回市議会(定例会)で決議された主な請願等について】
 
・請願第2号「新型コロナウイルス感染症対策を求める請願書」で子どもたちのいのちを最優先し学習権の保障を求める請願であり、教職員の増員、専門業者によるトイレ掃除、困難を抱える児童への丁寧な対応、就学援助の適用基準の緩和や給食費の免除など、保護者の急激な所得減への柔軟な対応を求めるもので、私たち2名の議員は賛同し、採択を求めましたが、賛成少数で不採択となりました。
 
・請願第4号「教職員定数の改善及び義務教育費国庫負担制度2分の1復元に関する件」で、計画的な教職員定数改善を推進すること、教育の機会均等と水準の維持向上をはかるため、義務教育費国庫負担制度の負担割合を2分の1に復元することの2項目について、国の関係機関に対して意見書を求めるもので私たち2名の議員は賛同し、全会一致で採択されました。
 
・請願第6号「教職員定数の改善をもとめる請願書」で、国の責任で、すべての小・中学校で30人以下学級を実現すること、新たな教職員定数改善計画をつくり、計画的に教職員を増やすことの2項目について、国の関係機関に対して意見書を求めるもので私たち2名の議員は賛同し、全会一致で採択されました。
 

合同市政報告書 令和2年第6号表面上段振り返り。

落合誠(おちあいまこと)・柘植厚人(つげあつひと)合同市政報告書 令和2年第6号表面上段振り返り。
 
【常任委員会報告「建設経済常任委員会」柘植厚人(つげあつひと)】
 
・請願第1号「工場立地法による緑地面積率等の緩和を求める請願」について、「限られた土地を有効に活用し、企業立地の規制緩和を進めることが、地域経済を発展させ今後の人口流出に歯止めをかける一因となると考える」等の採択を求める意見があった。
 
委員会は審査の結果、賛成多数で採決と決定しました。また議会では、私たち2 名の議員は賛同し賛成多数で採択されました。
 
【一般質問概要 柘植厚人(つげあつひと)】
 
・保護観察対象者が真に立ち直るためには家庭的な温かさの中で、自分は慈しむべき大切な存在であることを心の底から確信する必要があると考えることから、保護観察対象者の住居確保についてどのようにお考えか問いました。
 
さらに加古川市がイニシアティブをとり、子育てが終わったばかりで、未成年者と同居する感覚が鈍っておらず、体力的にもまだ余裕のある夫婦等に広く協力を要請し、協力可能家庭をデータベース化し、保護司から協力要請があった場合に住居確保のマッチングに協力することはできないか問いました。
 

合同市政報告書 令和2年第7号裏面下段振り返り。

落合誠(おちあいまこと)・柘植厚人(つげあつひと)合同市政報告書 令和2年第7号裏面下段振り返り。
 
【令和2年7月21日に開催した「なんでもトークカフェ」の主なご質問やご意見・ご要望について以下記載します。】
 
・加古川まつり花火大会や多くのイベント等が今年度中止となり、その当初予算を「新型コロナ」関係、「ウォーターサーバー」の各小中学校への設置、「新生児への補助」などに回してほしい。
 
・国民健康保険証と国民健康保険高齢受給者証が他の都市では、1枚にまとまっており、加古川市でも1枚にしてほしい。
 
・加古川うまいもん応援クーポンに関して。
 
7月17日現在138店舗に増えていますが、もっと増やすことと、対象店舗がわかるようにしてほしいとのご要望がありました。
 
今後の協力や連携なども考慮して新たな取組みにつなげるような組織化なども検討してほしいものです。
 
※加古川市は、テイクアウトやデリバリーを行っているお店を応援するためのクーポンを用意しました。
クーポン参加店舗でクーポンを500円券として利用できます。加古川市民みんなで「うまいもん」を食べて、地元の味を応援しましょう!!
 
参加店は、加古川観光協会のホームページで確認できます。
 
・お父様の介護との関係で、「自宅から最も近い地域包括センターが別の町に所在しているため、そこを利用することができません。
 
町が異なっていても最寄りの地域包括支援センターを利用できるようにしてください」とのご要望をいただきました。
 
・加古川市は、「棋士のまち」として売出しており、このこととタイアップして、将棋の駒の形をしたおみやげなど、加古川独自のお土産品の開発に市が先導して取り組むなどし、観光客へのアプローチやさらなる棋士のまちのPRに活用してほしい。
 
・ふるさと納税をうまく活用して、今回の「新型コロナ」で影響を大きく受けた業界、飲食業などを支援するふるさと納税の充実など、地域のために何かしたい方の心に訴えるようなものを総務省と相談して実施してほしいとのご意見をいただきました。
 
・さらに、近隣とのトラブルや個人的なお悩み相談など、多くの「なんでもトーク」がありました。
 
ここに全てを記載することはできないですが、今後の参考になるものや、更なる取り組みに活用すべきご意見などもあり、充実したトークカフェとなりました。
 
上記のご要望やご意見・ご相談については、内容により、すぐに対応可能なものや、時間をかけて調査研究してから行動した方がいいもの、さらには、タイミングが重要なものなど、様々ですが、私たちなりに考えて行動や対応を行っていきます。
 
 

合同市政報告書 令和2年第7号裏面上段振り返り。

落合誠(おちあいまこと)・柘植厚人(つげあつひと)合同市政報告書 令和2年第7号裏面上段振り返り。
 
【市民のご相談に対する対応について】
 
地域の通称「ごみ屋敷」について私たち2名の議員に相談がありました。
 
・7月上旬に加古川市議会の応接室にて市民から相談をお伺いし、数日後現場を見学し近隣住民の皆様からこれまでの経緯を聞かせていただきました。
 
また、行政相談に同席し、市担当者の所見を聞かせていただきました。
 
・7月中旬に神戸市の「神戸市住居等における廃棄物その他の物の堆積による地域の不良な生活環境の改善に関する条例」について調査研究したく、事務局を通じて視察の依頼を行いました。
 
しかし、現在、コロナ等の対策で視察を受付していないとの事でしたので、ネット上の資料等で事前の勉強を行う事としています。
 
・次回の「なんでもトークカフェ」では、テーマの一つとして「ゴミ屋敷」問題を始めとする、「近隣トラブル」全般を取り上げる予定です。 
 

合同市政報告書 令和2年第7号表面下段の振り返り。

落合誠(おちあいまこと)・柘植厚人(つげあつひと)合同市政報告書 令和2年第7号表面下段の振り返り。
 
【常任委員会報告「建設経済常任委員会」柘植厚人(つげあつひと)】
 
・市道新幹線側道1号線歩行者負傷事故について。
 
側溝の蓋の隙間に右脚が落下して打撲した件について、蓋の固定等、再発防止策について質疑応答がなされました。
 
・播磨臨海地域道路のルート帯案の選定について。
 
交通の課題を解決するために、播磨臨海地域道路の内陸・加古川ルートが選定されたことが報告されました。
 
このルートは、「製造業の活性化、投資促進」、「交通事故の削減」、「災害に強いまちづくり」の3項目すべてにおいて効果が期待できるといわれるものです。
 
・公設地方卸売市場の廃止方針について
 
青果卸の撤退後、新たに同機能を担う業者が見つからなかったことなどの報告と質疑応答がなされました。
 
 
【総務教育常任委員会】(委員会配布資料より)
 
・成人式の開催方針について
 
対象年齢は、現在と同じく年度内に20歳になる者のままとなり、開催時期は、令和4年度より成人の日の前日(日曜日)の午後(1月の第2月曜日の前日)に行うことになりました。
 
・消防本部より令和2年上期の火災・救急等に関する報告について
火災件数は、1市2町管内52件で、前年度同数です。
 
また、救急の出動件数は、7,377件で前年より1,134件減少しています。
 
今年は、新型コロナに関係があるのかもしれませんが、救急の出動件数が減少しているとの事でした。
 
その他、「給付金について」「事務事業評価について」「いじめ問題対策委員会について」等の報告がありました。
 

合同市政報告書 令和2年第8号裏面下段の振り返り。

落合誠(おちあいまこと)・柘植厚人(つげあつひと)合同市政報告書 令和2年第8号裏面下段の振り返り。
 
【柘植厚人(つげあつひと)の主なテーマについて】
 
・たばこのポイ捨ておよび歩きたばこによる、地域環境問題や、健康問題解決を求める陳情をいただきました。
 
そこで千代田区など先進自治体の取組みについて調査しております。
 
千代田区では警察OBを会計年度任用職員として雇用して、路上喫煙の取り締まりにあたっているとのことです。
 
・発達障がいの児童をサポートするために、専門家が小学校を訪問することを求める陳情をいただきました。
 
そこで岐阜市など先進自治体の取組みについて調査しております。実効性があり、実現可能な施策があれば加古川市にも取り入れることを求めることを検討しております。
 
・交通量が多いため右折困難な交差点の安全確保について陳情をいただきました。時差式信号、矢印信号の設置など安全確保策を担当課に求めました。
 
・他の標識が映り込み視認性の低いカーブミラーに関して陳情をいただきました。
 
担当課に相談したところ、すみやかに改善していただきました。