以下昨日の一般質問における【質問事項3】の概要です。

大項目 加古川市縁結びプロジェクトについて                                
質問の背景                                      
加古川市は、人口流出数において、全国でワースト9である。つまり大変なスピードで人口が減少している。人口減少の原因の一つに、晩婚化、非婚化、少子化がある。その理由は低収入、職の不安定性、地域内に魅力的な職がない、この地域で起業する動機が乏しい、住宅の不安、子育ての不安、教育・進学の不安、等多様である。したがって単なるマッチングにとどまらない切れ目のない、結婚後の安心感を提供する施策が必要であると考えることから以下の質問をする。                                    
小項目( 1 ) 縁結びマッチングイベントについて                                  
質問の背景                                      
市が、以下のように創意工夫を凝らした様々な婚活イベントを実施したり、広報 宣伝活動をすることが有効と考えることから質問する。                         
・旅行好き、神社仏閣巡り好き、猫好き、スイーツ好き、再婚希望者、マスオさ   
ん希望、40歳以上等、特定の属性の男女を集めるイベント。   
                   
・ハロウィンコスプレ、吉本芸人による司会、工芸体験、葡萄狩、夫婦に関する  
講演等楽しい婚活イベント。                                     
・これらのイベントに参加する新規の会員を獲得するための広報の充実。          
・病院、介護施設、市役所、地元大学、企業の独身寮等未婚者が多い場所への広   
報活動。                                 
質問事項                                       
上述のように、市が創意工夫を凝らした様々な婚活イベントを実施したり、それらに関する広報宣伝活動をすることについての所見はどうか。                                      
小項目( 2 ) 縁結びサポーター制度について                                  
質問の背景                                      
人生経験豊富で、人様の面倒をみることが好きな子育てをおえた世代、引退され 
た世代、保険会社の営業職の方々等を、香取市で実施されているような縁結びサ
ポーターとして育成、有効活用すると、継続的な息の長い、安心感のある結婚支
援をすることができると考えることから以下の質問をする。          質問事項                                       
結婚希望者にアドバイスを行い、結婚後も定期的に状況を伺うような、息の長いサポートを実施する、縁結びサポーターの育成、有効活用を市が行うことについての所見はどうか。                                     
小項目( 3 ) 住宅支援について                                                          
質問の背景                                      
加古川市は、不動産価格に比較して、神戸・大阪などの職場へのアクセスが良い  という強みをもっている。この強みをさらに強化することにより、加古川市内で結婚し、居住しようという動機付けを強化していただきたいことから以下の質問をする。                                 
質問事項                                       
加古川市内で結婚・居住を予定している若者達に住宅情報の提供や家賃補助などの支援をすることについての所見はどうか。                                      
小項目( 4 ) 就職・起業支援について                        
質問の背景                                      
市内に十分な給料を頂ける、やりがいのある魅力的な職がなければ根本的な課題 
解決は難しい。したがって魅力的な職の創出のために制度の見直しや、中小企業
への地方創生インターンシップや、中小企業へのAI・ロボット支援、起業拠点
の開設、海外からの企業誘致が有効と考えることから以下の質問をする。         
質問事項                                       
加古川市内で結婚・居住を予定している若者達に就職・起業支援をすることについての所見はどうか。                                        
小項目( 5 ) 子育て支援について                                                   
質問の背景                                      
子育ての負担に関する不安から結婚を躊躇している方は少なくないと考える。し たがって、待機児童の解消、企業内保育所・公園内保育所の設置、見守りサービスの充実、子育てシェア、保育士の処遇改善、テレワーク、サテライトオフィスの充実、不育症・不妊治療に対する理解促進が有効であると考えることから以下の質問をする。                                  質問事項                                       
加古川市内で結婚・居住を予定している若者達に子育て支援をすることについての所見はどうか。                                        
小項目( 6 ) 進学支援について                                                     
質問の背景                                      
学費等、進学に関する不安から結婚を躊躇している方は少なくないと考える。し たがって、奨学金制度の充実、高校までの無償化、プログラミング教育などが有効と考えることから以下の質問をする。                  
質問事項                                       
加古川市内で結婚・居住を予定している若者達に進学支援をすることについての所見はどうか。                                        
(以下答弁と再質問の繰り返し)

以下は、昨日私が行った一般質問における【質問事項2】の概要です。

以下は、昨日私が行った一般質問における【質問事項2】の概要です。
大項目 こども食堂について                                
質問の背景                                      
未来の社会を担うこども達の心身の健やかな成長のためには、温かい人々に囲まれ、楽しく食事をする経験が不可欠である。                             
しかし、現実には様々な事情により、それが叶わない子供たちが少なくない。        
この問題を解決するために加古川市内においても複数のこども食堂が市民の手によって運営されている。                                      
ただ、これらの食堂は、市民のボランティアによって運営されているため様々な課題がある。                              
したがって、こども食堂を支援する施策をとるべきだと考えることから以下の質問をする。                                    
小項目( 1 ) 支援アピールについて                                  
質問の背景                                      
こども食堂の認知度をたかめるため広報誌によるアピールが有効であると考えるため、以下の質問をする。                                      
質問事項                                       
加古川市が、こども食堂の意義・存在を、広報誌などで市民にアピールすることについての所見はどうか。                                      
小項目( 2 ) 常設場所・常駐スタッフ整備支援について                                  
質問の背景                                      
食器や食材等を寄付したい、あるいはボランティアスタッフとして登録したいと考えた市民の方々が、いつでもその希望を叶えることができる体制が必要であると考えるため、以下の質問をする。                                        
質問事項                                       
こども食堂の常設場所・常駐スタッフ整備に対して市が支援をすることについての所見はどうか。                                      
小項目( 3 ) 保険料、食材費、光熱費等ランニングコスト支援について                                          
質問の背景                                      
こども食堂を安全、安心、継続的に運営するためには、保険料、食材費、光熱費などが必要であると考えるため、以下の質問をする。                           質問事項                                       
保険料、食材費、光熱費といったランニングコストを市が支援することについての所見はどうか。                                      
小項目( 4 ) 学習支援について                                                            
質問の背景                                      
各家庭間の教育格差が貧困の連鎖につながっていると考える。したがって、こども食堂における食事の前後に、学習支援を行う必要があると考えることから以下の質問をする。                             
質問事項                                       
こども食堂における、学習支援に必要なホワイトボード、教材、塾講師の派遣等について市が支援することについての所見はどうか。            
以上  
(以下、答弁と再質問の繰り返し)                                 
質問事項2の最後に、平成30年6月厚生労働省が出した「子ども食堂の活動に関する連携・協力の推進及び子ども食堂の運営上留意すべき事項の周知について」という通知について言及させてください。
この通知は、子ども食堂について以下のように述べております。
「子ども食堂は、子どもの食育や居場所づくりにとどまらず、それを契機として、
高齢者や障害者を含む地域住民の交流拠点に発展する可能性があり、地域共生社会の実現に向けて大きな役割を果たすことが期待されます。」
「行政のほか、子ども食堂を取り巻く地域の住民、福祉関係者等が、運営者と認識を共有しながら、その活動について、積極的な連携・協力を図ることが重要です。このため日頃から運営者等と顔の見える関係を築くよう努めるとともに、活用可能な政府の施策や、その他留意すべき事項、に掲げる事項について具体的な相談等を受けた場合には運営者と連携を図りつつ、適切に対応いただくようにお願いします。この際、学校、公民館等の社会教育施設、PTA及び地域学校協働本部や、教育委員会等が実施する学習・体験活動等の事業関係者を通じて、困難を抱える子どもたちを含む様々な子どもたちに地域の子ども食堂の情報が行き届くよう、行政において、福祉部局と教育委員会等が連携し、子ども食堂の活動について情報共有を図るなど、ご協力をお願いいたします。」
確かにこの通知は中核市等に向けられたものです。
加古川市は中核市ではないものの、中核市の指定要件である「人口20万人以上の市」という要件を満たす相当規模の市です。したがって、この通知の精神を活かすことを期待して質問事項2を終わらせていただきます。

以下本日の私の一般質問における、質問事項1の概要です。

以下本日の私の一般質問における、質問事項1の概要です。
大項目 いじめ等防止条例について                                
質問の背景                                      
いじめに関する実態調査によると、いじめられた経験がある方、いじめを目撃した経験がある方の99.1%が「学校でいじめが行われている」と回答している。              
加古川市においても中学校におけるいじめを原因とする悲惨な事件がおきた。        
文部科学省による平成29年度の調査結果によると、小中学校、高校、特別支援学校におけるいじめの認知件数は41万4378件と、前年度より9万件以上増加し、過去最多となった。                           
北米諸国において、いじめ防止プログラムを実施した結果、20%~70%いじめが減少したという実績が報告されている。                                
また宝塚市を始め複数の自治体において、いじめ防止等条例が制定されている。これらにより、人の痛みがわかる子が育つ、教師が安心して教育に打ち込めるようになる等の一定の効果が期待できる。                                       
したがって加古川市においても、学校現場における、いじめ防止プログラムを明文化した、「いじめ防止条例」が必要であると考えることから以下の質問をする。                                    
小項目( 1 ) いじめ等防止条例の制定について                                  
質問事項                                      
加古川市においても、以下の各規程を明文化した、いじめ防止条例を制定することについての所見はどうか。                                    
1.自治体、学校、教職員、保護者は、「いじめは犯罪。いじめは絶対ゆるさない」と宣言し、繰り返し伝え続けること。                              
2.いじめの予防・いじめの早期発見・早期解決の義務があることを宣言すること。                                  
3.いじめを訴えた子の目線で救済すること。                     
4.いじめ加害生徒には、悪質さに応じた処分をすること。               
5.学校は、定期的にいじめのアンケートをとること。                 
6.学校に、いじめ対策委員会等のチームを構築すること。               
7.教職員向けにいじめ対策研修会を実施すること。                  
8.生徒向けにいじめ防止教育を実施すること。                    
9.保護者向けにいじめ対策・いじめ防止教育を実施すること。             
10.学校・教職員がいじめに加わったり、隠蔽などした場合の罰則を設けること。 
(以下答弁と再質問の繰り返し)                                      

質問事項1の最後に、私のいじめ問題についての見解をのべさせていただきます。
学校のいじめ問題について私が語るとき、人間が海に流した重金属が食物連鎖を繰り返すうちに凝縮され、最後に毒素が凝縮された魚を食べた女性から生まれた赤ん坊の神経に取り返しのつかないダメージを与えることを想い起させます。
大人社会の負のエネルギー、たとえば嫉妬、劣等感、不誠実さ、過度の競争心、虚栄心、怠惰、他者の痛みに対する無関心等が、弱い立場の人々に連鎖、凝縮されていきます。
そしてそれが家庭にはいり、いじめっ子に不合理なストレス、ゆがんだ感情を与えます。
そのゆがんだ感情の最後の矛先が、もっとも心優しい児童生徒なのです。
この心優しい児童生徒は、親に心配をかけたくない一心で耐え、心身が徐々に破壊されていきます。
誤解されることを覚悟であえて言わせていただくと、大人社会の負のエネルギーが凝縮されたものの最終的な受け皿となり、それでも、さらに弱い存在を探し、攻撃することのない、いじめられっ子はある意味、もっとも強く英雄的な存在といえるかもしれません。
このように学校におけるいじめを解決するためには、大人社会の負のエネルギーを生んでいる根本的な間違った考え方を解決する必要があるのです。
この事実を認識すると、とてつもない無力感に襲われます。
しかし、今この議会にいる我々が無力感にとらわれ立ちすくむことは許されません。なぜなら、今日この瞬間にも、学校で無視され、暴力を受け、物を隠され、人間性を破壊されている児童生徒がいるからです。私の支援者の方も小中学生時代に、服をすべて脱がされる、高い場所から突き落とされる、神社の境内で多数の者に殴られるなどの凄惨ないじめを受け、心が徐々にすり減ってしまいました。
学校におけるいじめは、大人社会の負のエネルギーの凝縮であることから、私達すべての大人の責任であり、まさに自分事なのです。
したがって、今我々ができる精一杯の施策を打ち続けることを切にお願いして質問1を終わらせていただきます。