2018年12月一般質問

2018年12月5日または6日に以下の一般質問をする予定です。

【質問事項】

大項目1 いじめ等防止条例について

質問の背景
いじめに関する実態調査によると、いじめられた経験がある方、いじめを目撃した経験がある方の99.1%が「学校でいじめが行われている」と回答している。
加古川市においても中学校におけるいじめを原因とする悲惨な事件がおきた。
文部科学省による平成29年度の調査結果によると、小中学校、高校、特別支援学校におけるいじめの認知件数は41万4378件と、前年度より9万件以上増加し、過去最多となった。
北米諸国において、いじめ防止プログラムを実施した結果、20%~70%いじめが減少したという実績が報告されている。
また宝塚市を始め複数の自治体において、いじめ防止等条例が制定されている。これらにより、人の痛みがわかる子が育つ、教師が安心して教育に打ち込めるようになる等の一定の効果が期待できる。
したがって加古川市においても、学校現場における、いじめ防止プログラムを明文化した、「いじめ防止条例」が必要であると考えることから質問する。

小項目⑴
質問事項 いじめ等防止条例の制定について
加古川市においても、以下の各規程を明文化した、いじめ防止条例を制定することについての所見はどうか。
1.自治体、学校、教職員、保護者は、「いじめは犯罪。いじめは絶対ゆるさない」と宣言し、繰り返し伝え続けること。
2.いじめの予防・いじめの早期発見・早期解決の義務があることを宣言すること。
3.いじめを訴えた子の目線で救済すること。
4.いじめ加害生徒には、悪質さに応じた処分をすること。
5.学校は、定期的にいじめのアンケートをとること。
6.学校に、いじめ対策委員会等のチームを構築すること。
7.教職員向けにいじめ対策研修会を実施すること。
8.生徒向けにいじめ防止教育を実施すること。
9.保護者向けにいじめ対策・いじめ防止教育を実施すること。
10.学校・教職員がいじめに加わったり、隠蔽などした場合の罰則を設けること。

大項目2 こども食堂について

質問の背景
未来の社会を担う子供達の心身の健やかな成長のためには、温かい人々に囲まれ、楽しく食事をする経験が不可欠である。
しかし、現実には様々な事情により、それが叶わない子供たちが少なくない。
この問題を解決するために加古川市内においても複数のこども食堂が市民の手によって運営されている。
ただ、これらの食堂は、市民のボランティアによって運営されているため様々な課題がある。
したがって、こども食堂を支援する施策をとるべきだと考えることから以下の質問をする。

小項目⑴ 支援アピールについて
質問事項
加古川市が、こども食堂の意義・存在を、広報誌などで市民にアピールすることについての所見はどうか。
質問の背景
こども食堂の認知度をたかめるため広報誌によるアピールが有効であると考えるため質問する。
小項目⑵ 常設場所・常駐スタッフ整備支援について
質問事項
こども食堂の常設場所・常駐スタッフ整備に対する市の支援をすることについての所見はどうか。
質問の背景
食器や食材等を寄付したい、あるいはボランティアスタッフとして登録したいと考えた市民の方々が、いつでもその希望を叶えることができる体制が必要であると考えるため質問する。
小項目⑶ 保険料、食材費、光熱費等ランニングコスト支援について
質問事項
保険料、食材費、光熱費といったランニングコストを市が支援することについての所見はどうか。
質問の背景
こども食堂を安全、安心、継続的に運営するためには、保険料、食材費、光熱費などが必要であることから質問する。
小項目⑷ 学習支援について
質問事項
こども食堂における、学習支援に必要なホワイトボード、教材、塾講師の派遣等について市が支援することについての所見はどうか。
質問の背景
各家庭間の教育格差が貧困の連鎖につながっていると考える。したがって、こども食堂における食事の前後に、学習支援を行う必要があると考えることから質問する。
大項目3 加古川市縁結びプロジェクトについて

質問の背景
加古川市は、人口流出数において、全国でワースト9である。つまり大変なスピードで市内の人口が減少している。人口減少の原因の一つに、晩婚化、非婚化、少子化がある。その理由は低収入、職の不安定性、地域内に魅力的な職がない、この地域で起業する動機が乏しい、住宅の不安、子育ての不安、教育・進学の不安、等多様である。したがって単なるマッチングにとどまらない切れ目のない、結婚後の安心感を提供する施策が必要であると考えることから以下の質問をする。
小項目⑴ 縁結びマッチングイベントについて
質問事項
市が、創意工夫を凝らした様々な婚活イベントを実施したり、それらに関する広報宣伝活動をすることについての所見はどうか。
質問の背景
市が、以下のように創意工夫を凝らした様々な婚活イベントを実施したり、広報宣伝活動をすることが有効と考えることから質問する。
・旅行好き、神社仏閣巡り好き、猫好き、スイーツ好き、再婚希望者、マスオさん希望、40歳以上等、特定の属性の男女を集めるイベント。
・ハロウィンコスプレ、吉本芸人による司会、工芸体験、葡萄狩、夫婦に関する講演等楽しい婚活イベント。
・これらのイベントに参加する新規の会員を獲得するための広報の充実。
・病院、介護施設、市役所、地元大学、企業の独身寮等未婚者が多い場所への広報活動。
小項目⑵ 縁結びサポーター制度について
質問事項
結婚希望者にアドバイスを行い、結婚後も定期的に状況を伺うような、息の長いサポートを実施する、縁結びサポーターの育成、有効活用を市が行うことについての所見はどうか。
質問の背景
人生経験豊富で、人様の面倒をみることが好きな子育てをおえた世代、引退された世代、保険会社の営業職の方々等を、香取市で実施されているような縁結びサポーターとして育成、有効活用すると、継続的な息の長い、安心感のある結婚支援をすることができると考えることから質問する。
小項目⑶ 住宅支援について
質問事項
加古川市内で結婚・居住を予定している若者達に住宅情報の提供や家賃補助などの支援をすることについての所見はどうか。
質問の背景
加古川市は、不動産価格に比較して、神戸・大阪などの職場へのアクセスが良いという強みをもっている。この強みをさらに強化することにより、加古川市内で結婚し、居住しようという動機付けを強化していただきたいことから質問する。
小項目⑷ 就職・起業支援について
質問事項
加古川市内で結婚・居住を予定している若者達に就職・起業支援をすることについての所見はどうか。
質問の背景
市内に十分な給料を頂ける、やりがいのある魅力的な職がなければ根本的な課題解決は難しい。したがって魅力的な職の創出のために制度の見直しや、中小企業への地方創生インターンシップや、中小企業へのAI・ロボット支援、起業拠点の開設、海外からの企業誘致が有効と考えることから質問する。
小項目⑸ 子育て支援について
質問事項
加古川市内で結婚・居住を予定している若者達に子育て支援をすることについての所見はどうか。
質問の背景
子育ての負担に関する不安から結婚を躊躇している方は少なくないと考える。したがって、待機児童の解消、企業内保育所・公園内保育所の設置、見守りサービスの充実、子育てシェア、保育士の処遇改善、テレワーク、サテライトオフィスの充実、不育症・不妊治療に対する理解促進が有効であると考えることから質問する。
小項目⑹ 進学支援について
質問事項
加古川市内で結婚・居住を予定している若者達に進学支援をすることについての所見はどうか。
質問事項
学費等、進学に関する不安から結婚を躊躇している方は少なくないと考える。したがって、奨学金制度の充実、高校までの無償化、プログラミング教育などが有効と考えることから質問する。
以上

心身に様々な困難を抱えておられる方々の就業支援をされておられる社長さん達と打ち合わせをいたしました。不登校、引きこもりを経て社会における自己の役割を実感できないまま歳を重ねている人々は全国にたくさんおられます。この方々に自己肯定感や生きる喜びを回復していただくため、同志たちとともに進んでまいります。

本日午前中は、姫路市で仏教研究会に参加させていただきました。

多くの政治家や市民の方々が熱心に勉強されていました。 書寫山圓教寺の高僧の以下の御講話が心に残りました。 ・日本人みんなが菩薩になろう。 ・家庭生活を続けながら菩薩になろう。 ・生活そのものを修行の良い機会ととらえる。そうすれば、いつの間にか物事を苦にしないで対処できるようになる。バタバタせずに、気楽な気持ちで正しく生きることができるようになる。 ・誰しも30世代遡るだけで、2の30乗、つまり約10億人の遺伝子を受け継いでいる。自信をもって。 ・人はひとりではいきられない。感謝の気持ちで生きよう。 ・食事の際は、犠牲になってくれた生命をもらって自分の生命を生きながらえていることを思いだそう。 ・人様に師として話さないこと。 ・純真、素直な心で生きよう。 ・生きていることの恩を忘れないこと。 ・人様を裁いてはいけない。 ・世のため人のために生きよう。 以上