明日月曜日13時から、私も登壇させて頂きます。
子ども達に多様な選択肢を提供できる社会をつくるため、
全ての子どもに自尊心と生きる力を育む機会を提供できる社会をつくるために、
皆様是非このイベントに足をお運びください。

今年度最後の「職業人と語ろう」を開催させて頂きました。
誇りとやりがいをもって職業人生をおくっておられる方々の魂をこめた語りかけに、キラキラ輝く眼差しで聞き入る子どもたちの瞳が印象的でした。
大人がイキイキと輝いて生きていなければ、子ども達は将来大人になることに希望を持つことは出来ません。
大人が己の仕事に誇りややりがいを持っていなければ、子ども達は「早く大人になって働きたい!」と夢を描くことは難しいのです。
これらの想いに共鳴してくださり「是非、私も協力したい!」とのお申し出を次々といただくようになりました。
昨日だけでも3名の方が新たに同志となってくださいました。
来期も我々「夢のたね」は子どもたちが将来に夢を持てる世界をつくるために邁進して参ります。
いつも喜んで駆けつけてくださる全ての皆様今年度も本当にありがとうございました。
来期もよろしくお願いいたします。
共に子ども達の心へ夢の種を届けましょう!

妻子と高砂の砂浜に行ったことに関して、朝の勉強会でお話させて頂きました。
良く晴れた冬の午後、強い太陽の光を反射してキラキラ輝く海面を背景に、歓声を上げながら走り回る息子をみていると、世界中の子どもたちや、それに続く全ての子々孫々の幸せを心から願い祈らざるを得ません。
心から自然に湧き上がるこの祈りを自覚すると、私の両親も幼少期の私に対して同様の祈りをしてくれたことを確信します。
また幼少期の両親に対して、私の祖父母も同様の祈りをしたことでしょう。
我々は皆、1代で2名、2代で4名、10代で約1000名、20代で約100万名、30代で約10億名のご先祖様がおられます。
私たちの祖父母の世代以前は二十歳前後で次世代を残すことが一般的だったことから、30世代前はたった600年前です。
つまり室町時代に生きた約10億人の方々が、心から我々の健康、安全、繁栄、幸せを祈ってくださっているのです。
室町時代の日本の人口は1500万人ほどだったといわれています。
したがって全ての人々のご先祖様は何度も、何度も夫婦家族親戚になっていることを意味します。
つまり無関係な他人など存在しないことがわかります。
おそらくそれ以前の全てのご先祖様も同様の祈りをしてきたことでしょう。
数億、数兆、数京、数垓、それ以上の数のご先祖様の祈りによって存在し守られてきて命がつながってきたからこそ今の我々が存在するのです。
ですから私も生命の大本から連綿と続いてきた祈りを受け継ぎ、息子の健やかな成長をひたすら祈り続けるのです。

朝の勉強会のあと、20代の男性と清掃活動を行いました。
彼から、家業を継続発展させるために一所懸命学んでいる様子を聞かせていただきながらごみ拾いをしました。
まずは人様から信頼される人となることが商売繁盛のために大切であることなどを語り合いました。
「そのためにも柘植さんと一緒に街の清掃活動を継続したい」
「子どもたちの未来のために貢献したいので、『職業人と語ろう』にも協力したい」
との積極的に申し出てくれました。
このように日々良いご縁が、波紋のように広がっていくことがとてもありがたいです。
合同清掃活動にご参加ご希望の方は是非メッセージください。
子孫に誇れる優しい社会を共につくりましょう。

今月二回目の「職業人と語ろう」を開催させていただきました。
今回も多くの職業人の皆様、ボランティアスタッフの方々がお集まりくださり、各ブースでは子どもたちに対して職業のやりがいなどを伝える情熱的な語りかけがなされていました。
なんと昨日だけで3名のご新規の方から「是非私も職業人として参加貢献したい!」とお問合せをいただきました。
その他、
「孫が通学している小学校なので是非ボランティアスタッフとしてお手伝いさせてください!」
「3年後、我が子とこの場で会い、私の職業体験ブースを選択してくれるか見ることが楽しみです!」
というありがたいお言葉をいただきました。
このように日々素敵なご縁が広がっていくきっかけを下さった、歴代のボランティアスタッフ、職業人の皆様、教育関係者の皆様に手を合わせざるを得ません。
いつか子どもたちが成長して人生の岐路に立った時に、今日出会った職業人の皆様の顔を思い出し、明るく朗らかに、愛和の心に満ちた人生をおくってくれることを心から祈っています。

多くの方々の前でお話する貴重な機会をいただきました。
以下お話の最後の部分です。
私は時間に余裕のある日の夕方など、陽日を公園に連れて行きます。
一人っ子で内弁慶の陽日は、初めは緊張して、慎重に周囲を観察していますが、その日は多くの小学生たちが鬼ごっこをしている様子を見て、満面の笑顔でその輪に入っていきました。
小学生たちは、遊びにくそうでしたが、ある女の子は「可愛い天使みたい!歳はいくつ?」と優しく話かけてくれました。また別の女の子は「雰囲気があるから彼女できそう」と誉めてくれます。ガキ大将風の男の子は「何か企んでいそうな良い眼つきをしている」と陽日を高く評価してくれました。
いずれの子どももはち切れんばかりの生命力で生きている喜びを全身で表現していました。
そんな子どもたちを見ていると、世界中の子どもたちや、それに続く全ての子々孫々の幸せを心から願い祈らざるを得ない気持が自然に湧き上がってきたのです。そして私の両親も幼少期の私に対して同様の祈りをしてくれたことを確信しました。
戦争、飢饉、疫病、自然災害などを越えて、命が続いてきた奇跡に手をあわせざるを得ません。
ですから私も生命の大本から連綿と続いてきた祈りを受け継ぎ、息子の健やかな成長をひたすら祈り続けるのです。
今、私は家庭で心がけている実践があります。
それは明るい家庭環境をつくることです。
なぜなら、「明朗こそ、まず己が救われるともしびであり、己のかかげたこの燈火で、人もまた救われる。そして世の光が光明に輝いてくる」と学んでいる通り、
明るい家庭環境は、家族の心身の健康のもとであり、子どもの才能を伸ばすための最も大切な要素だからです。
明るい家庭環境を作るにあたってキーとなるのはお母さんの笑顔です。
このことからお母さんを笑顔にすることがお父さんの重要な役割と信じています。
そして私は、この重要な役割を果たすために妻に対する感謝の言葉を伝えるように心がけています。
「おいしく健康的な食事を作ってくれてありがとう」
「命懸けで出産してくれてありがとう」
「愛情深く育児をしてくれてありがとう」
「私の仕事を献身的にサポートしてくれてありがとう」
など心からのありがとうと笑顔が我が家では飛び交っています。
これらの数多くのありがとうの中でも最大のものは、生命を繋いでくれたことに対する感謝です。
数え切れ合いほどの数のご先祖様から、連綿と続いてきた生命を、命懸けで未来に繋いでくれた妻にはどれだけ感謝しても感謝し切れません。
先日、約35年ぶりに、私が中学校を卒業するまで暮らした家に妻と息子と3人で足を踏み入れることができました。
玄関の扉を開けると一気に子どもの頃の懐かしい記憶が走馬灯のように蘇ってきました。
それと同時に人気のない、家具も食器も何もないがらんとした家に入って、二度と少年時代には戻れないことを思い知らされました。
家族のいなくなった家は本当に寂しいものでした。その寂寥とした景色を眺めていると、新しい家族に対する感謝の念がさらに強くなりました。
愛によって存在させていただいている我々は、最も大切なものはすでに有しており、我々に起こることは全て、最終的には全てと調和してよりよくなるために起こっているとの確信、安心感を得ることができました。
これからもこの確信、安心感の気づきを与えてくれている妻に対する愛情、感謝の気持ちを伝えつづけます。
そして息子、陽日が「自分は数えきれない程の数の御先祖様の深い祈りによって守られている。
何があっても大丈夫、全てこれが良い」と確信して、自分の足でしっかりと人生を歩み、いつの日か新しい家族と新しい物語を紡いでくれると嬉しいです。
以上
