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ペタンクの大会に参加させていただきました!老若男女一緒に楽しめる、素敵なスポーツです。
稲美町に水上設置型で西日本最大の太陽光発電所が完成しました(10月30日神戸新聞)
平成31年度重点予算要望項目(案)
平成31年度重点予算要望項目(案)
1 ひとり親世帯支援
明石市は、離婚後の養育費の不払いを許さない新しいモデル事業を、全国で初めて開始します。その内容は以下の通りです。
まず市が業務委託した保証会社と、ひとり親世帯が養育費の保証契約を締結します。契約に必要な保証料は一年目に限り、市が負担します。離婚相手が養育費を支払わない場合、同社からひとり親世帯に年間最大60万円が支払われます。同社は、養育費を支払わない相手方への督促や給与差し押さえの支援等を担います。
ひとり親世帯が不安なく暮らせるように加古川市でも同事業を導入するべく予算を組んでいただきたいです。
2 地域循環型経済構築
生産年齢人口減少により、今後大きな税収の伸びは期待できません。他方、老朽化した社会インフラの更新、福祉の充実、人口流出対策、雇用創設、少子高齢化対策、賑わいの復活等自治体に対する要求は年々増大しています。
家庭で消費されるエネルギー購入費だけで年間205億円強のお金が加古川市外に流出していると推計されます。事業所等のエネルギー購入費は金銭換算困難なほど多額です。
この従来エネルギーを購入するために市外に流出していたお金の流れをかえ、市内に循環する仕組みを構築する必要があります。
また、大震災によるエネルギー供給の途絶や、国際的なエネルギー価格の変動の影響を抑制すること、異常気象の原因といわれる地球温暖化ガス削減のために、エネルギーの地産地消を進めていくべきと考えます。
この施策を推進するために担当課を設置したり、地元企業や市民を啓蒙するための予算を要望いたします。
3 大雨対策
加古川の河川敷の植物がこれ以上繁茂すると流水を阻害するおそれがあるため、大雨の際、溢水の危険性が高まります。
確かに加古川は一級河川であり、国土交通大臣が指定・管理を行います。
しかしグランド、テニスコートおよびその周辺は市が管理しています。
したがって、せめて市が管理している範囲だけでもご対応願いたいです。
4 加古川アプリ充実
システム開発事業についてですが、かこがわアプリに関して、市民が行う様々なイベント情報も網羅的かつ効率的に検索・閲覧・参加意思表示できる機能を充実させることにより、市と市民が協力しあって文化活動、芸術活動、スポーツ活動、勉強会等を盛り上げていくことを要望いたします。
5 棋士のまちPR事業
棋士のまちPR事業について、いまだに棋士のまちという特徴や魅力が全国的に十分に浸透されているとはいいがたいです。
各自治体がそれぞれの魅力のアピールにしのぎを削っています。
したがってその中に埋没しないように、駅前モニュメントの設置、関連グッズの販売、知名度の高い棋士を呼んでのイベント開催等創意工夫をして施策展開を図られるよう予算を充当することを要望いたします。
6 こども医療費助成事業
こども医療費助成事業について、所得要件が厳しいため、医療を必要とするにもかかわらず、病院に行くことができない子供が少なからずいます。
本市は決して将来を楽観できる財政状況ではありません。
しかし未来を担う子供たちの健やかな成長こそ地域の宝です。
この点考慮にいれてより利用しやすい制度となるように予算を充当していただきたいです。
7 シルバー人材センター助成事業
シルバー人材センター助成事業について、気力体力ともに恵まれた高齢者が増加しています。これらの方々の就業機会の拡大は、高齢者の生きがいの維持、および少子高齢化に伴う働き手不足や社会保障制度の存続のため不可欠です。
したがって、平成31年度予算においても着実に進めていただきたいです。
8 加古川駅周辺照明灯
交通安全施設維持整備事業の道路照明灯について、加古川駅周辺が暗いとのお声を市民の方からいただいております。市民の安全確保および、商店の賑わいの復活のためにも平成31年度予算において拡充を求めます。
9 交通安全施設維持整備事業の道路区画線
交通安全施設維持整備事業の道路区画線について、通学中の児童の安全を守る、緑色の道路区画線が途切れている箇所がございます。安全確保の観点から、平成31年度予算においても着実に進めていただきたいです。
10 こども食堂
いかなる家庭に生まれた子供にも、安心できる、温かい雰囲気のなかで食事をする経験をしていただきたいです。これは健全な心身をもつ将来の主権者育成のために不可欠です。したがってこども食堂や、おうち食堂(子育てが終わった世代シルバー世代などが各家庭で開催する小型のこども食堂のこと)への協力・後援・広報活動を行っていただきたいです。
11 総合交通政策事業
総合交通政策事業について、北九州市のような乗合ジャンボタクシーの導入、小型バス路線の増便、延伸、コミュニティ交通への転換など、地域の実情に即した取り組みをさらに進めていただきたいです。
北部地域について、公共交通のさらなる充実および、水害など緊急時にお年寄りがすぐに避難できるように、かこバス等を出動させる等、平成31年度予算においてさらなる創意工夫を求めます。
12 加古川市の魅力を体感していただくために
加古川市の魅力を体感していただくため、はとバスのように加古川市の名所を回る観光案内ガイド付きの観光バスを定期運行していただきたいです。ネット予約の際に希望があれば、英語、中国語、韓国語などに対応できるガイドを同乗していただきたいです。
13 幼稚園のエアコン
体温調整機能が未発達な幼児は特に熱中症にかかりやすいです。確かに遊戯室にはすでにエアコンが設置されています。しかし保育室には設置されていません。保育室は小中学校における教室にあたり通常保育に使用する部屋です。また、近隣の播磨町では2018年冬までに、稲美町では2019年9月までに保育室にもエアコンを設置する予定です。
したがって、加古川市においても幼稚園にエアコンを設置する予算を組んでいただきたいです。
以上
経営者モーニングセミナーに参加させていただきました。 早朝真暗な時刻から多くの方々が一所懸命学んでおられました。 脳腫瘍から生還された、(株)芦田代表取締役会長の芦田衛様の以下のお言葉に感銘を受けました。 「良い習慣は、人生を変える」 「理念と目標と行動は、一貫した流れ」 「何事も継続。粘って、成果に結びつける」 「実践を通じて、心を磨き、価値感を高める」 「人生は思考と行動の器以上にはならない」
東加古川駅前で市政報告演説をいたしました。御協力くださった方々、足を止めて御声掛けくださった方々ありがとうございます!
北九州市出張調査研修報告書
以下は、北九州市出張調査研修報告書です。長文ですがお読みいただけると幸いです。
第1 視察(調査)事項
1 北九州市地域公共交通網形成計画
北九州市では、平成20年に「北九州市環境首都総合交通戦略」を策定した。その理念は「みんなの思いやりと行動が支える、地球にやさしく安心して移動できるまち」である。
そしてその基本方針は、①利用しやすく安心で快適な交通体系の構築、②超高齢化社会における「市民の足」の確保、③地球環境にやさしい交通手段の利用促進である。
この総合交通戦略を一部改訂することにより策定されたのが「北九州市地域公共交通網形成計画」である。この計画に基づく主な取り組みの一つである、おでかけ交通の支援を北九州市は行っている。
このおでかけ交通を八幡東地区の枝光本町商店街で行っているのが、今回視察させていただいた、やまさか乗り合いタクシーである。
2 やまさか乗り合いタクシー
かって八幡地区は1901年創業の官営八幡製鐵所(現新日鐵住金)により繁栄し、最盛期には労働者は約3万人に達した。この時期、人口の急増に対応するため無秩序・無計画に宅地が開発された。この住宅の多くは坂道の入り組んだ山の斜面にある。
しかし1990年の新日鐵本事務所の移転により、従業員数は約2500人と最盛期の10分の1以下に減少し、高齢化率も30パーセントを超えた。これにともない、職を求めて若者達が街を去り、高齢者が残された。
第2 復命事項(所見及び感想)
今回の視察においては、北九州市役所において、北九州市地域公共交通網形成計画の概要についてご講義いただいたのちに、八幡東区枝光地区にて、やまさか乗り合いタクシー事務所を訪問し、実際に乗車した。
枝光地区本町商店街はこの地域の台所として、最盛期には「人の頭で前が見えないほど」繁栄していた。しかし、急速な少子高齢化、人口流出、近隣にできた大型ショッピングセンターの影響により、多くの商店が閉店し、シャッター商店街と化した。
しかし、北九州市はこの状況を前に手をこまねいているわけではない。地域の再生と、高齢者の積極的な外出を促すことにより健康維持を図ることを目的として、枝光やまさか乗合ジャンボタクシー運行推進委員会を発足した。
この会は、北九州市、地元自治会、商店街、地元交通事業者である株式会社光タクシーによって構成されている。この乗合ジャンボタクシーには以下の創意工夫、特徴、成果がある。
1 枝光本町商店街を起点にしている。つまり、地元商店街の利用促進を図っている。大型ショッピングモールに行く場合も一度、地元商店街で下車し、乗り換える必要がある。
2 急傾斜の住宅地を回る5ルート(1周15分から20分程度)がある。これにより、買物難民となった高齢者の方々にきめ細かいサービスを提供している。
3 商店街内に設置されたバス待合室は廃業したカフェを改装して作られた。このため木材がふんだんに使われ、利用者がリラックスできる空間となっている。
4 乗合ジャンボタクシーは、9人乗りワゴン車である。採算性の観点において、利用者数との関係で適正なサイズといえる。
5 ワゴン車を利用しているため、通常のバスでは侵入困難な狭隘な道路にも入っていける。これにより、従来公共交通の恩恵を受けることができなかった高齢者の足として重宝されている。
6 ワゴン車のドアが開披する際に、ステップが自動的にスライドするようになっている。これにより、足が不自由な方の乗下車が楽になっている。
7 すべての座席の前に下車希望を知らせる、自転車のベルが取り付けられている。低コストで、すべての座席の方が容易に下車希望を知らせることができるようになっている。
8 一回の利用料は一律200円である。これにより、支払いが簡便になり、支払い時の混乱を避けることができる。
9 事実上、乗車時、下車時いずれの際に利用料を支払ってもよい。これにより、財布からお金を出すタイミングを利用者が選択でき、利用者の乗車時の滞留を防ぐことができる。
10 停留所は約100メートルおきにある。これにより自宅から遠くにあるバス停留所まで歩くことが難しい高齢者も気軽に外出できるようになる。
11 一般的な停留所柱ではなく、バス停留所を示す表示を道路上にペンキで記載している。これにより、コスト削減を図るとともに急傾斜の狭隘道路に停留所柱を立てることにより生じる危険性に配慮がなされている。
12 乗客が普段利用する下車停留所が近づいても、下車の意思表示を失念している場合、運転手から、「下車されますか?」と声かけをする。利用者本位の地域密着型サービスといえる。
13 満席にもかかわらず、乗車希望者がいる場合には、次の停留所で下車予定の利用者が席を譲る場合がある。互助の精神が生きているといえる。
14 乗合ジャンボタクシーの運行開始により、丘陵地に住む高齢者が商店街の利用を再開するようになった。一日に約300人を商店街に運んでいる。これにより一時期は約70軒まで落ち込んだ店舗数が約80軒まで回復した。ただしピーク時の約120軒の回復がこれからの課題といえよう。
15 商店街利用者が回復し始めたことにより、一度街をでた後継者世代が戻り、店を継ぐ現象が始まっている。この現象に伴い、30代から40代の後継者15人(うち女性は8人)が集まり、全国商店街支援センターのトータルプラン作成支援事業ビジョンづくりコースを活用し、商店街の今後について検討を重ねている。これはよそ者・若者・女性の力で活力を地域に与える試みといえよう。
16 この後継者の若者達と、地元劇団が地元銀行跡地(枝光本町商店街アイアンシアター)を拠点に活動することで劇団の聖地と呼ばれるようになり、「枝光まちなか芸術祭」開催がメディアに取り上げられるようになった。つまり様々なシナジー効果が表れ始めている。
17 利用するほどお得になる、枝光ノリノリパスを発行することにより、利用促進の努力をしている。このパスには顔写真が貼付されており、他人のパスを悪用することを防止している。ただし、運転手と高頻度利用者の多くは顔見知りであることから不正利用はあまりないとのこと。
18 ノリノリパス(ICカード)定期券による乗車ごとに利用ポイントを付与しポイントがたまると商店街と連携してプレゼントを贈る。これにより利用促進が期待できる。
19 国連サミットで採択された、持続可能な開発目標(SDGs)の11番目の目標である「住み続けられるまちづくり」の理念にかなっている。
20 自家用車に比べて、乗合ジャンボタクシーは町全体のCO2削減に寄与する。地球温暖化に伴う異常気象対策になっている。
21 高齢者の運転免許自主返納を促すことによる、交通事故の減少に貢献している。
22 市の補助は広報活動や、乗降口ステップの設置など限定的なものである。補助金漬けにならないように特殊な計算式で限定的な支援をしている。これは企業努力を促す工夫といえる。
以上