8月18日の総務教育常任委員会は、加古川市議会初のオンライン開催となりました

8月18日の総務教育常任委員会は、加古川市議会初のオンライン開催となりました。
初めての試みのため途中で接続のやり直しが必要となったものの、すぐに再接続され、大きな問題なく開催されました。

令和2年第4回加古川市議会(臨時会)が開催されました

落合誠(おちあいまこと)・柘植厚人(つげあつひと)合同市政報告書 令和2年第8号の振り返り。
 
令和2年第4回加古川市議会(臨時会)が開催されました。主な内容を以下記載します。
 
【常任委員会報告「建設経済常任委員会」柘植厚人(つげあつひと)】
 
・ウェルネス推進課から芸術文化公演再開緊急支援事業助成金について説明がありました。これは固定された椅子が100席以上ある市民会館大ホールと中ホール及びアラベスクホールで、音楽会やパフォーマンスを行うことを支援することを目的とするものです。その内容は利用料金の半分を助成するというものです。委員からすでに料金を支払った方に対する配慮に関して質問がなされました。この質問に対して理事者からそのような方にも半額の返金が予定されている旨答弁がなされました。
 
 
【総務教育常任委員会】(委員会配布資料より)
 
「総務教育常任委員会」
・加古川市独自の新型コロナ感染症対策として、生活支援課より新生児特別定額給付金給付事業に関する予算が計上されました。
 
・高度救急事業として陽・陰圧装置運送具(アイソレーター)(右写真参照)に関する備品購入費用が計上されました。
 
 
 
 
 
 

0歳児見守り訪問「おむつ定期便」について

9月議会における一般質問原稿(案)

【質問事項2】

 

大項目 0歳児見守り訪問「おむつ定期便」について

 

質問の背景 明石市における、0歳児見守り訪問「おむつ定期便」について加古川市でも導入して欲しいとのお声をいただいている。

この制度は、生後3か月から満1歳の誕生月まで、子育て経験がある見守り支援員が赤ちゃんと保護者に直接会い、3000円相当の紙おむつ、布おむつ、おむつカバー、おしりふき、ベビーフード、ミルクなどの赤ちゃん用品を毎月無料で届けるものである。

その際子育ての悩みや困りごとがあれば相談することができる。

見守り支援員は、相談内容に応じて、市の子育てサービスや子育て関連施設、関係部署を紹介し保護者と市の連携をはかる。この制度は、精神的にも経済的にも苦しい状況におかれがちな親子を支え、近年社会問題となっている産後鬱、ネグレクト、幼児虐待を防止したり、早期発見するために有効な制度であると考えることから以下の質問をする。

質問事項 0歳児見守り訪問「おむつ定期便」について加古川市でも導入することについてどのようにお考えか。ご所見をお聞かせいただきたい。

以上

 

野鳥に関する環境汚損について

9月議会における一般質問の原稿案ができました。
大項目 野鳥に関する環境汚損について
質問の背景 複数の市民の方から野鳥に対するエサやりや、繁殖しすぎた野鳥のフンや羽毛による環境汚損についてご相談を受けている。エサやりによる栄養の過剰摂取から、繁殖回数が増え個体数が増加する。個体数が増加すると街中やその周辺地域に巣を作る。それにより周辺道路・民家などにおいてフン害が発生する。加古川市内では駅前や国道二号線沿い歩道などフン害が目に余る場所もある。また、蓄積したフンや羽毛は、美観を損ねるだけでなく悪臭や害虫などの発生源になる。これは人に対する健康被害の原因になる可能性もあると考える。
小項目1 餌やりの禁止について
質問の背景 野鳥に対する餌やりを禁止する条例がある。「門真市美しいまちづくり条例」第31条第2項で、市民等は、飼い主のいない動物に、むやみにエサやりを行うことで、 フン害を発生させないよう、また、良好な生活環境を損なってはならないと規定している。
質問事項 加古川市において野鳥に対するエサやりを禁止する条例を制定することに関してどのようにお考えか。ご所見を伺いたい。
小項目2 エサやり後の清掃について
質問の背景 エサやり後清掃を義務付ける条例がある。「大阪市廃棄物の減量推進及び適正処理並びに生活環境の清潔保持に関する条例」では、道路その他の公共の場所又はその周辺において、はと、からすその他の動物にエサを与えた者は、その行為により、公共の場所に、エサ又は動物のフン尿その他の汚物、毛若しくは羽毛が散乱し、又はフン尿その他の汚物による臭気が発散しないよう、清掃を行う等の必要な措置を講じなければならないことを定めている。また市長は、これに違反することによって生活環境を著しく阻害していると認められる者に対し、期限を定めて、必要な改善その他必要な措置を命ずることができる。さらにこの命令に違反した者は、50,000円以下の過料に処することができる。この条例はエサやりを行いたいという市民の希望と、公共の場所の清潔保持との調和を図るものといえる。ただし鳥がエサを食べ終わる前に、エサを撒いた方がその場を立ち去った場合清掃が行われない可能性がある。しかし同じ場所で定期的にエサやりを繰り返す人にその場の清掃を促す効果はあるものと考える。
質問事項 加古川市において、エサやり後清掃を義務付ける条例を制定することに関してどのようにお考えか。ご所見をお聞かせいただきたい。
                                      以上

議会で私を含め複数の議員が要望した「気候非常事態宣言」が昨日表明されました

議会で私を含め複数の議員が要望した「気候非常事態宣言」が昨日表明されました。

広聴会で市民の皆様からいただいたご意見ご要望を書面化して市長室に届けさせて頂きました。

広聴会で市民の皆様からいただいたご意見ご要望を書面化して市長室に届けさせて頂きました。

神戸新聞に、加古川図書館建物に関する議会における私の質問が掲載されました。

今朝の神戸新聞に、加古川図書館建物に関する議会における私の質問が掲載されました。
資料提供、レクチャーなど、ご尽力くださった研究者さんに深く感謝いたします。
この建物の価値について市民の関心が高まると嬉しいです。

加古川図書館建物再生利活用について

令和3年6月議会報告
以下本日の議会で行った一般質問【質問事項1】の概要です。
大項目 加古川図書館建物再生利活用について
質問の背景 加古川図書館の貸館機能が加古川駅前に移転する報道がなされて以来、市民の方々から現在の加古川図書館建物の再生についてお問い合わせやご意見をいただくようになった。そこで私は市民の皆様とともに現場を見学したり、詳しい研究者からこの建物の歴史的文化的な意義や価値について直接ご教授戴いた。それによると加古川図書館は建築家置塩章(おしおあきら)氏の設計により加古川町公会堂として昭和10年に竣工した。置塩章氏は、茨城県庁舎や宮崎県庁舎など数多くの名建築を設計した我が国を代表する建築家として知られている。この加古川町公会堂は加古郡と印南郡の旧郡境である文岸寺川筋沿い字金剛寺浦に位置し地域の調和と発展を図るためにふさわしい場所に配置されたという歴史的にも重要な意味がある。この建物は線形の幾何学的意匠が随所に盛り込まれており、昭和初期に流行したアール・デコ様式を基調とした近代的な装飾表現を多用している。さらに建物正面の外壁には黄色味を帯びたスクラッチタイルが配置され昭和初期に流行した有機的風合いを活かしたアクセントとして用いることで壁面の高級感を強調している。公会堂として利用されていた時代、この建物は舞台や映写室を備えた最大収容人数702名の立派な大講堂であった。これだけ大規模な空間創出が可能となった理由は「鉄骨トラス構造」を採用したからである。この大講堂の幕間の休憩時には、開放的な半円窓にステンドグラスがはめ込まれカラフルで柔らかい光が差し込む2階広間(ホワイエ)で市民が交流を深めていた風景が想像される。以上のとおり、この建物は昭和の近代建築の貴重な姿を今に伝えており、時代の記憶を未来に伝え、郷土に対する誇りや愛着を醸成するために有効に再生され活用されることが望まれることから以下の質問をする。
小項目1 加古川図書館の改修工事の見積もり報道について
質問の背景 今年4月7日付の神戸新聞夕刊で、図書館改修費用の見積もりが10億円規模と報道されました。市長は「解体を決めているわけではない」と発言されていますが報道の経緯について質問したい。建物の老朽化が主要因とされているが、86年を経た加古川図書館が存続不可能であるという議論は果たして有効なのか。昭和7年に建設された置塩章氏設計の国立生糸検査所(神戸三宮)も改修され、利活用されている。置塩章氏の設計した建物は他にも今なお再生利活用されている事例が多い。
先ず、「存続と解体」の議論に関する同時代の比較事例として、御影公会堂を挙げる。
御影公会堂は、置塩章氏と同時代の清水栄二氏の設計による昭和7年築の建造物である。
御影公会堂の収容規模は1 千人程度ともいわれ、加古川町公会堂の最大収容人数 702 人に対して一まわり規模が大きい。
両公会堂の建設費用を比較すると、御影公会堂が当時の金額で24万414円87銭であったのに対し、その3年後に竣工した加古川町公会堂は6万5千円である。建設費用の単純比較ではあるが加古川町公会堂は御影公会堂の3分の1以下である。
御影公会堂は、老朽化に対する修繕及びバリアフリー対応を目的として、改修費用15 億 9700万円が投入され、2017 年に供用された。これに対し、対建設費用が3分の1以下の加古川町公会堂(現加古川図書館)の改修費用が4月の新聞報道によれば、10億円を超える点はいかなる根拠に基づくものであろうか。
某コンサルの10億円規模の改修費用の見積もり報道は出処と根拠に透明性を欠き、市民の関心に対して十分説明し得ない。市民の関心も集めている施設の存続、解体の議論においては、透明性の確保を求めたい。このことに関連して質問する。
質問事項 ①どこのコンサルティング会社に改修費用の見積もりと評価を依頼したのか。② 10億円規模の改修費用を要するとする根拠は存在するのか。③信頼性を確保するために複数の業者に合い見積もりを依頼することについてどのようにお考えか。ご所見をお聞かせいただきたい。
小項目2 加古川図書館施設の存続の可否に関する評価と議論の必要性について
質問の背景 「存続と解体」の議論は、市民からの要望もあるので公益に叶う「透明性の確保」を前提に行ってほしい。
加古川図書館施設の存続が可能か否かという「存続と解体」の議論では、建物の存在価値や地域資源の活用を考える上で根拠を得るための調査が必要と考える。
例えば、地域の歴史的建造物については近代建築や地域資源に詳しい、一級建築士を中心とした専門家集団ヘリテージマネージャ―(地域歴史文化遺産保全活用推進員)の存在と実績に注目したい。
質問事項 地域の歴史的建造物への対応については、専門家の活用が必要ではないかと考える。
現加古川図書館施設の存続の可否について、もし当該建物を再生利活用の可能性があるのであれば、専門家による調査や評価も取り入れ、透明性が確保された中で議論を行う必要があると考えるが、ご所見を伺いたい。
小項目3 加古川図書館の再生利活用の可能性について
質問の背景 加古川図書館の2階講堂は仮天井を除去すれば、当時のまま残存している。したがって音楽ホールなど魅力的な文化施設として利活用できるポテンシャルを持っている。
また加古川図書館の1階は多目的用途であった。したがってこの地域に膨大に残る貴重な郷土資料の収蔵施設として利用できるポテンシャルも持っている。
図書館法第3条には、「図書館は、図書館奉仕のため、土地の事情及び一般公衆の希望に沿い、更に学校教育を援助し」得るように留意し、「おおむね次に掲げる事項の実施に努めなければならない。一 郷土資料、地方行政資料、美術品、レコード、及びフィルムの収集にも十分留意して、図書、記録、視聴覚教育の資料その他必要な資料」「( 以下「 図書館資料」という。)を収集し、一般公衆の利用に供すること。」とあり、郷土資料等の保存活用も明確に規定されている。
東播磨には戦災から免れた貴重な地域の史料も数多く残存すると聞いているが、加古川市内において郷士資料等を保存活用するための受け皿となる施設は存在しない。建物や地域に詳しい専門家の意見を集め、郷土資料の重要性と所在の規模を確認することは、加古川市を含む東播磨地方の貴重な歴史遺産を守る重要な事業であると考える。ちなみに神戸市立御殿公会堂は、現在公会堂の用途・機能の他、地下には御影郷土資料・嘉納治五郎記念コーナーが設けられており、郷土資料の拠点ともなっている。
質問事項 2階部分を音楽ホールなど文化施設として利用し、1階部分を地域の歴史資料を保管閲覧できる施設として利用するなど、市民がこの地域に誇りや愛着をもてる施設として再生することについてどのようにお考えか。仮に建物全部を市民に開かれた施設として利用することが難しい場合には、たとえば、美しい光が差し込むステンドグラスのある2階広間(ホワイエ)だけでも、ミニコンサートや絵画の展示など市民に開かれた施設として利用できるようにすることについてどのようにお考えか。ご所見をお聞かせいただきたい。
【以下、答弁と再質問の繰り返し。】
【質問と答弁が終わった後最後に】
公共の近代建築物としては加古川市において最長の供用期間を誇る旧公会堂は昭和の近代建築の貴重な姿を伝える市内唯一の建造物となっている。加古川市発足70周年を経たが、加古川市が発足した場所も加古川町公会堂であった。加古川町公会堂は、地域の人々と近隣の町村の強い要望により、建設された建造物である。そして、戦後の公会堂としてのみならず、地域の共有財産施設である市立図書館として多くの人により利用されてきた貴重な建造物である。建設後86年を経た元公会堂・加古川図書館は、利用年月、利用者のべ人数ともに市内一を誇るため、人々の関心を集める建物である。市民に長年親しまれた建物は、市民の誇りの象徴となる建物としてふさわしい存在である。市民の、市民による、市民のための開かれた公共施設として、オール市民の観点からこの建物の将来を考えてゆく必要があると考える。そのためには、本件について今後は「透明性の確保」を最重要課題として議論を進めていただくことを願って質問を終える。 以上

令和3年6月議会報告
以下本日の議会で行った一般質問【質問事項2】の概要です。
大項目 新型コロナウイルスワクチン集団接種について
質問の背景 新型コロナウイルスワクチン集団接種の予約や接種会場に関して市民の方々からご不安やお怒りのお声をいただいていることから以下の質問をする。
小項目1 予約について
質問の背景 電話やネットがつながりにくく、何度試みてもなかなか予約をとることができない市民の方々からこの点の改善を求められていることに関連して質問する。
質問事項 Web抽選システムなど改善がなされているが、なかなか予約できないとの不満は解消されたのか。ご所見をお聞かせいただきたい。
小項目2 接種会場について
質問の背景 遠方の接種会場まで行くことに困難を感じるとのお声を市民の方からいただいていることに関連して質問する。
質問事項 接種会場を増やすことについてどのようにお考えか。ご所見をお聞かせいただきたい。
【以下、答弁と再質問の繰り返し。】
【質問と答弁が終わった後最後に】
連日私のところにワクチン接種に関する市民相談のお電話やメールをいただきます。
その多くは早期の接種を求めるものです。
しかし、ワクチンの副反応に関するご心配の相談もいただきます。
加古川市としてはこれらの不安にこたえて、予想される副反応に関する情報提供にも努めていただきたい。
そのうえで市民各自のおかれた具体的状況に応じた任意の判断で接種を受けることができるよう配慮していただきたい。
以上