ヤングケアラー支援

https://youtube.com/shorts/3c6slUU5BnI?si=j4-1jyxXohDIGg6S

ヤングケアラー支援

自分がヤングケアラーとの自覚がない場合があります。
そのような児童生徒若者の遊びや学びを通して、周囲と良好な関係を築き、健全に成長する権利が侵害されることがないように、板橋区ではヤングケアラー実態調査を行いヤングケアラーアドバイザーを設置しておられました。
加古川市においてもヤングケアラーの実態把握及び支援は喫緊の課題であり、板橋区の取組みをおおいに見習いたいです。

ケアリーバー支援

https://youtube.com/shorts/bpmi73fkaPs?si=3TyDZDgDRVO_0aAo

社会的養護経験者応援プロジェクト クラウドファンディング型ふるさと納税

    板橋区では、児童養護施設や里親家庭で育った社会的養護経験者を支援しています。社会的養護経験者は、生活環境が整わないまま18歳で自立することが求められるために貧困や孤独に陥りやすい傾向にあります。この社会課題を解決するために板橋区ではふるさと納税制度を利用して寄付を募っておられました。
    この寄付が社会的養護のケアから離れたケアリーバーの皆さんの自立の翼となり、様々な社会的困難にめげることのない力となることを切に願います。

    江戸川区引きこもり支援

    https://youtube.com/shorts/s83Z0-y1XQo?si=SvMgk43MAaEdUuSU

    江戸川区「ひきこもり支援施策」

    以下の各点特に感銘を受けました。加古川市においても参考にしたいです。

    ・ひきこもり支援においては家族支援が大切である。家族は経済面、心身面において大変な負担を負っていることが珍しくない。

    ・言うまでもなく自治体には本人の意に反して家から引き出す権限はない。この点ひきこもり当事者やその家族も誤解している場合がある。

    ・ひきこもり当事者本人の同意が大前提である。とはいうものの直接対面することは難しい。したがってオンライン相談やLINE相談によって相談員と本人との間に信頼関係を醸成することが肝要である。

    ・LINE相談においては文字によるコミュニケーションの限界がある。
    信頼関係を構築後対面相談に移行する必要がある。

    ・駄菓子屋さんを模したコミュニティスペース「よりみち」から相談支援に繋がり、リアルな外の世界に足を踏み入れるきっかけになったケースもある。

    ・この「よりみち」を利用した当事者や周囲の人々から「家にいるより落ち着ける」「生活リズムの確立に役だつ」「地域が活性化してきた」などの声をいただいている。

    ・調査して生の声を聞かないと適切な施策は打てない。したがって江戸川区においては7400万円もの予算をつかいひきこもり実態調査を行った。この調査は39名体制で行った。そのうち派遣職員は36名である。

    ・この実態調査においては深刻な状況にある家族ほど声を上げることができないことを肝に銘じなければいけない。

    ・ひきこもりとなったきっかけは、
    病気、いじめ、受験失敗、学校に馴染めなかった、就活、人間関係、職場に馴染めなかった、要介護、長期療養などがあげられる。

    ・私見
    世間体を気にするあまり、ひきこもりの実態調査から漏れているひきこもり当事者は相当数存在するものと予想される。
    これから人口ボリュームの大きい団塊世代が要介護をへて他界していく時代に入る。この時代においては親の年金、住居に依存して生活してきた団塊ジュニア世代のひきこもり当事者が顕在化していくであろう。おそらくその数は調査で把握してきた数を超えることであろう。これらの当事者の生活困窮が大きな社会問題となってくる前に、粘り強い働きかけ、家族会の活用、家族の意識態度の変化などによりこの社会課題と真正面から向き合う必要がある。ひきこもり期間の長期化とともに解決は難しくなる。待ったなしの喫緊の課題といえよう。
    以上

    板橋区発達障がい者支援センター

    https://youtube.com/shorts/USyUjtayIQs?si=C5jWpVrDCSRamUbk

     東京都板橋区「発達障がい者支援センター(あいポート)について」(現地視察)。

    この施設は発達障がいのある人が生きやすい社会を目指して、障がいの理解、社会参加の場の提供、環境の整備に取り組んでいます。

    生きにくさが発達障がいに起因するものである自覚のないまま適切な支援を受けることができず苦しんでいる方々が少なくありません。

    そういった方々のニーズを掘り起こし、自分の特性を把握して自信をつけたのち、自分に適した環境でおりあいをつけることの重要性について学びを深めることができました。

    講義の後施設内を見学させて頂きました。
    新しくてピカピカの施設内には、静かで眩しくない環境、押入れのような休憩室などを設けることにより、発達障がいの特性をお持ちの方々が安心して落ち着ける環境が整備されていました。

    また3Dデザイン自主勉強会では凱旋門などの模型をデザインして3Dプリンタで出力するなどの実践がなされていました。

    制度の狭間にあり無支援の状態で苦労している方々が、この施設で発達障がいの特性に配慮した環境のもと、謙虚で穏やかな職員のサポートや、当事者同士の支え合いを経験することにより生きやすさを獲得されることを願ってやみません。

    以上