市民の皆さまの前で、「人間に最後まで残される領域」についてお話しさせていただきました。
AIが急速に進化する時代においても、人には肉体で感じ、感情で揺さぶられ、経験から善悪を判断する力が残ります。倫理に悖る行為を「心底許せない」と感じる感覚こそ、人間の尊厳そのものです。
私たちが目指すべきは、不仁をなさず、卑劣や不品行に流されない揺るぎない人間力の涵養。知育と徳育を両輪とした普遍の道徳は、時代や困難に左右されず、人を幸せへ導く実践の指針です。
郷土を想い、次世代に恥じぬ社会を残すため、今こそ胸を正し、一歩一歩誠実に歩み続けます。