本日福祉教育常任委員会において以下の態度表明を行いました。※森田議員と藤原みつえ議員のご協力のもと起案致しました。

議案第10号、令和7年度一般会計予算(案)のうち本委員会の付託部分に対し、かこがわ未来の会を代表して賛成の立場で態度表明いたします。

 一般会計が過去最高となり、とりわけ民生費の伸びが著しく、新規事業に取り組みにくい現状にあります。したがって今後 増大する民生費の見直しが大きな課題であります。
とはいうものの以下の各点において市民に寄り添う姿勢を特に評価いたします。

民生費においては、在宅医療・介護連携情報共有支援事業について在宅で最後まで過ごしたいというニーズが高まるなか、在宅介護を継続するコツは何よりも家族の介護負担を軽減することです。特に訪問ヘルパーが生活を支える重要な働きがあり、この事業を通してさらに円滑に多職種連携がすすむことを期待致します。また、地域支え合い体制づくり事業においても、高齢者夫婦、高齢者独居の方が増える中、高齢者にとって介護保険では賄いきれない様々な生活のお困りごとに対してのサポートであることを評価いたします。支援を行う団体が更に増えていくことを期待致します。

続きまして、衛生費においては、5歳児発達相談において、発達チェックや個々の特性について心理相談などを専門職が関わってくれるとのことで、医師が身体的発達を中心とした集団検診と違って、よりきめ細やかな相談事業により、就学前の保護者の不安に寄り添うものであることを評価致します。また、帯状疱疹ワクチンについてです。帯状疱疹は過去に水痘ウイルスに罹った人が免疫力低下することによって活動停止していた水痘ウイルスが活発になることによって帯状疱疹として発症するものです。免疫力の低下をさせない市民の健康増進事業の推進を更にお願いするとともに、1億55万円の予算が今後、どれだけの発症予防効果に繋がるのか、しっかり検証していただきたいと要望致します。

最後に教育費においては、まず不登校児童生徒や発達障がい児童生徒の増加が大きな社会課題となっているなか、フリースクールを利用する家庭への補助や、放課後デイの自立支援事業の拡充を図ることに注力しておられることを評価いたします。

今後も次世代に希望を残せる持続可能な加古川市の実現に積極的に取り組んでいただくことを要望して、令和7年度一般会計予算のうち本委員会付託部分に賛成いたします。

https://youtube.com/shorts/v_IH6E8vZhE?si=TdqlSKItVMSsALdV