合同市政報告書 令和2年第2号 表面上段振り返り。

合同市政報告書 令和2年第2号 表面上段振り返り。
 
【研修報告】
 
立命館大学の森裕之先生の公共施設の再編に関する研修を受けさせていただきました。
 
全体的に非常に有意義な研修でしたが、とりわけ以下の部分を加古川市に取り入れたいです。
 
「公共施設の再編においては以下の二つの視座を統合する必要がある。
 
一つ目は、公共施設のマネジメントである。
 
これは人口変化や財政状況の観点から、行政効率的な公共施設の再編・運営を進めるという視座である。
 
二つ目は、地域住民の自治計画である。
 
これは、公共施設を使う主体である地域住民の暮らしや経済活動の観点から、維持可能な地域社会の持続を見据えた再編・運営を進めるという視座である。
 
両視座の間には広大な領域がある。
 
その広大な領域のどのあたりで財政健全化と市民満足度の利益の調和を図るか、そこが創意工夫のしどころである。
 
その創意工夫は、場当たり的なものでは市民の理解を得ることは難しい。
 
議会や行政は、毅然としたリーダーシップを発揮すると同時に深い愛情と思想哲学が不可欠である。
 
それは「将来の計画中に定めるべき一本の街路にも、一つの小公園にも、一つの理想、一つの指導原理によって貫かれた方針がなければならない。…成功すべき都市計画は実に偉大なる人物の思想の産物であり、同時にまた現代思潮の産物ということができる」という関一の言葉にもあらわれている。
 
この関一が設計した、大阪の錦橋は中央に向かって盛り上がり舞台のような構造になっている。
 
これは多くの国民が貧しかった時代に、人間はすべてそれぞれの人生という舞台の主人公であることから誇り高く生きて欲しいという願いが込められている。
 
このように橋一つにも市民に対する深い愛情と思想哲学を込めるべきである。」
 

合同市政報告書 令和2年第4号合同市政報告書表面下段振り返り。

落合誠(おちあいまこと)・柘植厚人(つげあつひと)合同市政報告書 令和2年第4号合同市政報告書表面下段振り返り。
 
【新型コロナウィルス対策として以下の項目を加古川市長及び各担当部局に4月14日と15日に提言・要望しました。】
 
1 偏見・差別・攻撃から感染者を守るための啓発活動を行うこと。
 
2 休校期間が加古川市より短い近隣他市に比べて、高校入試時に内申点で不利益をうける加古川市立中学校の中学生に対する配慮を県に要請すること。
 
3 長期間の休校で貧困家庭の児童生徒の栄養状態が悪化していないかどうかの調査と対策を行うこと。
 
4 長期間在宅することに伴う家庭内の児童虐待やDVの増加についての調査と対策をおこなうこと。
 
5 営業自粛を要請し、応じた店舗に対する市独自の補償をおこなうこと。
 
6長期自宅待機に伴う、心身の健康状態についての調査と対策を行うこと。
 
7当面の運転資金調達が喫緊の課題である飲食店・理容店・美容室などの前売りチケット発行・販売促進支援施策を行うこと。
 
8自宅待機中の児童生徒と学校の先生が定期的にzoom等オンラインでコミュニケーションをとることができる仕組みの構築支援を行うこと。
 
9 失業・倒産に伴ううつ病発症、自殺増加対策を行うこと。
 
10 自宅引きこもり生活を前向きなものにするための生活の工夫などの情報提供を行うこと。
 
11 家賃等の減額や分割等でテナントに配慮した不動産所有者に対する固定資産税の減額などの支援を行うこと。
 
12 公共工事費等で下請けや孫請けに実施した工事分を先行して払うなど配慮した元請企業等に今後の入札へのポイントアップの実施を行うこと。
 
13 テイクアウト・宅配・インターネットの活用など外出抑制への努力や工夫を実施する企業・個人事業主を加古川市のホームページなどに掲載する等の支援を行うこと。
 
14 高齢者や疾病者など、コロナでの死亡率が高い方への優先的なマスクの提供や手の消毒液の配布を行うこと。
 
15子どものストレス解消や預かりなどによる保護者負担の軽減など、休校や休園などの支援をボランティアで行った団体・個人へのボランティアポイントの進呈を行うこと。
 
16 ひとり親家庭等の水道等ライフライン料金の減免実施を行うこと。
 
17 電話やオンラインでの就職相談・生活再建相談を充実すること。
 
18 失業者・内定取消者を市で雇用すること。

妊婦専門のトリアージ外来について

9月議会における一般質問の原稿案の一つです。
 
【質問事項4】
 
大項目 妊婦専門のトリアージ外来について 
                               
質問の背景 
 
新型コロナウイルスに感染した妊婦の受け入れ先が見つからず、自宅で出産した赤ちゃんが亡くなるという痛ましい出来事が起きました。
 
このような事態を防ぐために、札幌市では、感染した妊婦の症状に応じて入院が必要かどうかを判断する態勢を整えました。
 
これはいわゆるトリアージ外来と呼ばれます。
 
トリアージとは、患者を重症度と緊急度によって分別し、治療や搬送先の順位を決定することをいいます。
 
この体制を整えると、加古川市内で感染者が急増して病院の受け入れが困難になった場合でも母体や胎児の生命保持のために真に入院が必要な妊婦の病院への受け入れをスムーズに進めることができます。
 
また感染した可能性のある妊婦を搬送する側としても受け入れ先を探すためにいたずらに時間と労力を費やすことを避けることができる利点があると考えることから以下の質問をさせていただきます。                                     
                                          
質問事項 
 
加古川市においてもコロナウイルスに感染した可能性のある妊婦専門のトリアージ外来を設置することについてどのようにお考えか。
 
ご所見をお聞かせいただきたい。                                       
                                      以上

合同市政報告書 令和2年第4号表面上段の振り返り。

落合誠(おちあいまこと)・柘植厚人(つげあつひと)合同市政報告書 令和2年第4号表面上段の振り返り。
 
【市民の皆様からいただいたアンケート結果を市政に反映するために、5月7日に新型コロナウィルス対策として以下の項目を加古川市長及び各担当部局に提言・要望いたしました。】
 
1 三密を回避するグッズや道具・備品等の購入への補助金。
 
2 インターネットなどを活用した新たな取組みなどへの支援。
 
3 各町内会や老人会の運営の状況の把握と今後の運営提案や新しい取り組みを実施されている所などの支援と情報の公表。
 
4 加古川駅北自動車整理場や南北駅前広場を活用した弁当等テイクアウト販売等の支援。
 
5 アラベスクホールを活用し、加古川を元気にする歌の配信を無料で行う。
 
6 買い物代行サービスに対する補助。
 
7 休業要請に対する対応の現状や自主的な時間短縮など状況の把握。
 
8 加古川駅構内にある観光協会を活用した相談窓口の設置(三密対策を十分に実施する)。
 
9 テレビ授業で家庭学習を支援。
 
10 YouTubeを活用した家庭学習支援。
 
11 市独自の子育て世帯生活支援特別給付金。
 
12 市独自の労働者・事業者の相談窓口の設置。
 
13 市独自の個人事業者に対する融資。
 
14 市独自の児童扶養手当に対する加算。
 
15 コロナ中退を防ぐための学費貸与制度。
 
16 学用品費、学校給食費等の支給。
 
17 生活援護資金貸付制度。
 
18 福祉サービス継続を目的とした地域人材活用支援金。
 
19 かこバス等の空いている時間にずらしての活用に対する補助や割引制度の実施。
 
20 電子図書館の充実の活用促進策の実施。
 
21 密を防いだ避難所のあり方について確立する。また、すぐに避難所でなく、個々がそれぞれの所に避難することを優先するような避難のあり方と防災ブックなどの発行。
 
22休業要請の出ていない職業も含めた幅広い休業補償制度。

合同市政報告書 令和2年第5号表面下段振り返り

落合誠(おちあいまこと)・柘植厚人(つげあつひと)合同市政報告書 令和2年第5号表面下段振り返り。
 
【新型コロナウィルス感染症に関する補正予算】
 
5月1日の臨時会と6月議会で新型コロナウィルス感染症に関する緊急対策として総額約277億4900万円(市単独事業はその中の約7億5200万円)の補正予算が可決されました。
 
以下はその概要です。
 
第1 市民の皆様を支えるもの
 
(世帯・個人への支給) 
・特別定額給付金。 
・子育て世帯への臨時特別給付金。 
・離職者に対する生活支援給付金。 
・国民健康保険の傷病手当の創設。 
・内定取消者や失業者の雇用。 
 
(感染拡大の防止) 
・医療体制の充実。 
・オンライン会議
・相談体制などの整備。 
・次亜塩素酸水の配布、備蓄品の補充・充実。 
・安全な採用試験の実施。 
 
(子どもを守る) 
・休校中の子どもの学習・生活サポート。 
・学校再開に向けた感染症対策。 
・インターネットトラブルから子どもを守る。 
・休校中の家庭学習支援。
 
第2 事業者の皆様を支えるもの
 
(中小・個人事業者への支給) 
・小売業・飲食店などの補助制度の創設。 
・休業要請事業者を支援。 
・クラウドファンディングの活用を支援。 
 
(テイクアウト販売の支援) 
・参加店で利用できるクーポンの全戸配布。 
・ウェルピーポイントの付与で利用促進。 
 
(雇用の確保) 
・就職説明会をライブ配信。
 

加古川市指定ゴミ袋の強度について

9月議会一般質問原稿(案)。
 
【質問事項3】
 
大項目 加古川市指定ゴミ袋の強度について 
                               
質問の背景 加古川市指定ゴミ袋の強度が不足していませんか。
穴が空いたり、破れたりする事があり不便を感じています。もう少し強度を上げるように要望していただけませんかとのお声を市民からいただいた。
 
そこでこの点調査したところ、ゴミ減量推進課から以下のご回答をいただいた。
 
「加古川市指定ゴミ袋は以下の特徴があります。素材は高密度ポリエチレンです。これは低密度ポリエチレンに比べて伸びにくく、若干裂けやすい性質があります。
 
他方コストが安く市民がお求めやすい価格で販売できます。
 
さらに伸びにくいためゴミの重みで袋を地面に擦ることが少なくなり、路上でゴミをぶちまけてしまうことが減少します。
 
これは三木市、姫路市、神戸市など周辺自治体でも広く採用されている標準的な袋です。
 
厚みも0.025ミリと0.02ミリの神戸市より分厚いです」。
 
このように現行の加古川市指定ゴミ袋にはメリットもありますが、従来型の伸びやすいゴミ袋を利用していた市民にとっては、若干裂けやすく、鋭角のごみが袋を破ることがあるため使用しにくい、また従来より多い枚数のゴミ袋が必要となるデメリットがあると考えることから以下の質問をする。                                     
                                          
質問事項 加古川市指定のゴミ袋をもう少し粘りがあり裂けにくい性質にすることについてどのようにお考えか。
 
ご所見をお聞かせいただきたい。                                       
                                      以上