【以下原稿案ができました。】
加古川市議会議員 落合誠(おちあいまこと)・柘植厚人(つげあつひと)合同市政報告書 令和4年第1号
【柘植厚人(つげあつひと)12月議会一般質問】
■市立小中学校教員の過重労働について
市民の方から加古川市立中学校教員の過重労働についてご相談を受けた。
そのご相談をきっかけに教員の過重労働問題に関して様々な調査を行ったところ、教員の業務があまりに多忙でじっくり児童、生徒と向き合うことが難しくなっていることや、教員自身の心身の健康や家庭を良い状態に保つことが困難になっている現状が見えてきた。
文部科学省の教員勤務実態調査において、公立学校の小学校教員と中学校教員の時間外労働の実態が明らかになった。
これによると前者の3割、後者の6割が「過労死ライン」である月80時間を超える時間外労働を行っている。
国際教員指導環境調査報告書によると、日本の小中学校教員の1週間あたりの勤務時間は、OECD加盟国等48カ国・地域の中で最長とされている。
【途中省略】このように教員は時間的、精神的余裕がなく、このことがいじめ問題を見落としたり、的確な指導をすることを困難としている可能性がある。
つまり教員の過重労働問題は児童生徒の生命、身体の安全を脅かす恐れもある。
そこで教員の過重労働の是正を検討する前提として、加古川市立小学校と中学校における教員の過重労働の実態および原因を把握する必要がある。
さらに教員の過重労働を是正するためには、教員数を増やす、業務を減らすなどの方法が考えられる。
これらは教育予算や教育カリキュラムとの関係で政策的に実現可能性を検討する必要があることから「教員の過重労働の実態および原因について」および「過重労働の是正について 」質問をしました。
【答弁と再質問の繰り返しの後】。
最後に教員が余裕をもって児童生徒たちに接することができる環境を整えることにより、何十年かあと「あの先生と出会えて本当によかった。」と心から感謝してもらえる社会が実現することを求めて質問を終えました。
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