以下は、昨日私が行った一般質問における【質問事項2】の概要です。

以下は、昨日私が行った一般質問における【質問事項2】の概要です。
大項目 こども食堂について                                
質問の背景                                      
未来の社会を担うこども達の心身の健やかな成長のためには、温かい人々に囲まれ、楽しく食事をする経験が不可欠である。                             
しかし、現実には様々な事情により、それが叶わない子供たちが少なくない。        
この問題を解決するために加古川市内においても複数のこども食堂が市民の手によって運営されている。                                      
ただ、これらの食堂は、市民のボランティアによって運営されているため様々な課題がある。                              
したがって、こども食堂を支援する施策をとるべきだと考えることから以下の質問をする。                                    
小項目( 1 ) 支援アピールについて                                  
質問の背景                                      
こども食堂の認知度をたかめるため広報誌によるアピールが有効であると考えるため、以下の質問をする。                                      
質問事項                                       
加古川市が、こども食堂の意義・存在を、広報誌などで市民にアピールすることについての所見はどうか。                                      
小項目( 2 ) 常設場所・常駐スタッフ整備支援について                                  
質問の背景                                      
食器や食材等を寄付したい、あるいはボランティアスタッフとして登録したいと考えた市民の方々が、いつでもその希望を叶えることができる体制が必要であると考えるため、以下の質問をする。                                        
質問事項                                       
こども食堂の常設場所・常駐スタッフ整備に対して市が支援をすることについての所見はどうか。                                      
小項目( 3 ) 保険料、食材費、光熱費等ランニングコスト支援について                                          
質問の背景                                      
こども食堂を安全、安心、継続的に運営するためには、保険料、食材費、光熱費などが必要であると考えるため、以下の質問をする。                           質問事項                                       
保険料、食材費、光熱費といったランニングコストを市が支援することについての所見はどうか。                                      
小項目( 4 ) 学習支援について                                                            
質問の背景                                      
各家庭間の教育格差が貧困の連鎖につながっていると考える。したがって、こども食堂における食事の前後に、学習支援を行う必要があると考えることから以下の質問をする。                             
質問事項                                       
こども食堂における、学習支援に必要なホワイトボード、教材、塾講師の派遣等について市が支援することについての所見はどうか。            
以上  
(以下、答弁と再質問の繰り返し)                                 
質問事項2の最後に、平成30年6月厚生労働省が出した「子ども食堂の活動に関する連携・協力の推進及び子ども食堂の運営上留意すべき事項の周知について」という通知について言及させてください。
この通知は、子ども食堂について以下のように述べております。
「子ども食堂は、子どもの食育や居場所づくりにとどまらず、それを契機として、
高齢者や障害者を含む地域住民の交流拠点に発展する可能性があり、地域共生社会の実現に向けて大きな役割を果たすことが期待されます。」
「行政のほか、子ども食堂を取り巻く地域の住民、福祉関係者等が、運営者と認識を共有しながら、その活動について、積極的な連携・協力を図ることが重要です。このため日頃から運営者等と顔の見える関係を築くよう努めるとともに、活用可能な政府の施策や、その他留意すべき事項、に掲げる事項について具体的な相談等を受けた場合には運営者と連携を図りつつ、適切に対応いただくようにお願いします。この際、学校、公民館等の社会教育施設、PTA及び地域学校協働本部や、教育委員会等が実施する学習・体験活動等の事業関係者を通じて、困難を抱える子どもたちを含む様々な子どもたちに地域の子ども食堂の情報が行き届くよう、行政において、福祉部局と教育委員会等が連携し、子ども食堂の活動について情報共有を図るなど、ご協力をお願いいたします。」
確かにこの通知は中核市等に向けられたものです。
加古川市は中核市ではないものの、中核市の指定要件である「人口20万人以上の市」という要件を満たす相当規模の市です。したがって、この通知の精神を活かすことを期待して質問事項2を終わらせていただきます。

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