本日の神戸新聞朝刊に掲載されていた東日本大震災のときの74歳の志田満代さんの最後のお言葉。
「孫達家族3人が車に飛び乗った。
足の悪い満代さんもなんとか後に続こうとしたとき、自宅から80メートル先の堤防を津波が乗り越え、音を立てて追いかけてきた。
すべてを悟ったのだろう。
満代さんは「いげ!」と命令し、流されながら声の限りに叫んだ。
「生ぎろよ!
こっちを見るな!
後ろを振りむくなよ、
がんばって生きろよ!
バンザイバンザイ!」
私は現在生後三ヶ月の息子の育児していてます。
この満代さんの子孫を守りたいという最後の叫びがより理解できるようになってきた気がします。