地方で若者が就ける職が単一的になりつつあるのではないか。
そういう状況が進むと東京との格差はますます大きくなる。
ただ人は経済的な合理性のみで行動するわけではない。
生まれ育った場所だから、発祥の地だから頑張るという人や企業をどれだけ集められるかが重要だ。
同様に経済の理屈では計れない部分、自然環境や人間関係の素晴らしさなどを伸ばすことは、強みになる可能性がある。
加古川市は面積が広く、加古川駅や東加古川駅などに核が分散し、人口集約はなかなか難しい。
面積が広い分、山や川など良い資源がある。
北播磨との連携は大きな可能性がある。
そういう強みを生かして、明石とは違う道を探るべきだ。
(今朝の神戸新聞)