苦難福門

今朝はZoomで(有)よしと代表取締役、大和絵師、吉本徹也氏の御講話を聴かせていただきました。
呉服の絵師として一時期は50人もの弟子がおられた吉本氏も、新型コロナウィルス流行に伴い個展の開催ができないという苦境に陥りました。
しかし、思うように制作、発表ができず苦しむ氏のもとに次々とありがたいご注文、ご縁が到来しました。
御講話の最後に、ミントの植木鉢を手に氏はおっしゃいました。
「害虫が葉の上に飛来するとミントは身を守るために芳香を発する。この芳香は遺伝子を活性化する作用を持つ。」
現在、経済活動、社会活動が停滞し、多くの方が本当に苦しい状況に追い込まれています。
ミントのようにこの苦難の時期こそ、潜在能力を発揮する機会としたいです。
そして、助けあいの心をもって、苦難福門としたいです。