鈍刀を磨く

高校で今年最後の授業をさせていただきました。高校3年生主体のクラスなので、まもなく人生の次のステージに進む学生さんたちです。以下の坂村真民の詩を音読していただきました。
「鈍刀をいくら磨いても
無駄なことだというが、
何もそんなことばに
耳を借す必要はない。
せっせと磨くのだ。
刀は光らないかもしれないが、
磨く本人が変わってくる。
つまり刀が
すまぬすまぬと言いながら、
磨く本人を
光るものにしてくれるのだ。」